給食もりもり日記34

今朝は雨が降ったりやんだりの中の登校となりました。栗生小学校の校舎には「虹」のオブジェがあります。「大きな「虹」が出るんですよ。」と子供から教えてもらいましたが,私自身,なかなか「栗生の虹」に出合うことができずにいました。今朝,校門のところで「校長先生,さっきまで,あそこ(校舎の「虹」のオブジェの左側校舎を指さして)に虹が出ていましたよ。」と子供が教えてくれました。そして,さらに,10分ほどたってから,今度は昇降口にいた私に,登校してきた子供たちが「校長先生,虹が出ていますよ!」と今度は,体育館の方を指さして教えてくれました。見ると,大きな虹がかかっていました。栗生には,虹がかかりやすい条件がそろっているのですね。子供たちの元気な気持ちのよいあいさつとともに「栗生の虹」を見ることができた朝でした。

昨日,12月13日は一日出張のため,「給食もりもり日記」を発信することができませんでした。今日は,2日分の「給食もりもり日記」を発信いたします。12月13日(木)の献立は,「減量ごはん」「カレーうどん」「切り干し大根の洋風いため」「あおばた豆の鉄火味噌」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「切り干し大根」は宮崎県の特産品で,全国で売られているものの約90%が宮崎で作られています。12月から1月の空気が冷たく,乾いている時期に,千切りにした「大根」を2日間ほど外で干して作ります。太陽の光をあてて乾燥させると,生の「大根」よりも,カルシウムや鉄,食物せんいが多くなります。(栄養士より)』

12月14日(金)の献立は,「ごはん」「さんまハンバーグ」「おひたし(きざみのり)」「豆乳汁」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「豆乳」は,水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶし,これを煮てから,かす(おから)をこして作ったものです。「豆乳」を固めると,「豆腐」ができあがります。大豆をしぼった汁なので,体をつくるための栄養素がたっぷり入っています。そのまま飲むだけでなく,牛乳の代わりとして料理やおかし作りにも使います。(栄養士より)』

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栗生小学校の校舎に取り付けられている「虹」です。校歌にも「・・・未来へ進む 栗生の子供 明るい虹の希望を求めて」と歌われています。

校長室から

給食もりもり日記33

小雨がぱらつく中の登校となった12月12日(水)の朝でしたが,徐々に雨も上がりました。今日は,5年生の子供たちが春から育て収穫した餅米を使ってもちつきを行いました。多くの保護者の方に参加し助けていただき,「田んぼの学校の先生」のご指導のもと,美味しいもちをつきあげることができました。

さて,本日の献立は,「青菜飯」「かわり揚げ出しどうふ(えび・きのこあん)」「豚汁」「みかん」「牛乳」でした。もりつけひょうのメッセージは,『「かわり揚げ出しどうふ」は,「生揚げ」を使っています。「生揚げ」とは,「とうふ」を厚く切ってから油で揚げたもので,「厚揚げ」ともいいます。見た目は固そうですが,中の生のやわらかい「とうふ」と変わらないことから,「生揚げ」と呼びます。ちなみに,「とうふ」を薄く切って油で揚げたものが「油揚げ(薄揚げ)」です。(栄養士より)』

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社会学級のみなさんが作ってくださった折り紙作品2です。校舎内を明るく彩っていただいています。

校長室から

給食もりもり日記32

12月11日(火)です。今日の献立は,「横割り丸パン」「ハムチーズフライ」「はるさめスープ」「りんご」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「はるさめ」は鎌倉時代に中国から伝わった「めん」のひとつで,「緑豆(りょくとう)」という「もやし」の材料になる豆からとったでんぷんで作ります。日本では「緑豆」が手に入りにくく,「じゃがいも」や「さつまいも」のでんぷんを使って作られてきました。「はるさめ」の名前は,細くすき通っていて,春の雨のように見えるところからきています。(栄養士より)』

もりつけひょうのメッセージには,「寒さに負けない4つの栄養」ということで,『1 たんぱく質をたっぷりとりましょう!(血や肉をつくり,エネルギーのもとにもなります。)』 『2 脂肪を多めにとりましょう!(高いエネルギーを出すので,体が温まります。)』 『3 色の濃い野菜をたっぷりとりましょう!(ビタミンAが多く含まれています。のどや鼻の粘膜を強くして,風邪をひきにくくします。)』 『4 色の薄い野菜・果物を十分にとりましょう!(ビタミンCが多く含まれています。寒さに対する抵抗力を強くします。)』と記されています。寒さはこれからが本番です。しっかり食べて,元気な体と心で冬休みをむかえて欲しいです。

校長室から

給食もりもり日記31

早くも12月中旬の週となりました。子供たちは,あと10日(今日を入れて)の学校生活で冬休みを迎えます。雲の多い空ですが,風も強くなく,穏やかな月曜日の朝でした。12月10日(月)の献立は,「ごはん」「笹かまぼこの生姜醤油かけ」「ビーフンソテー」「わかめのみそ汁」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『宮城県は,「かまぼこ」の生産量が日本一です。名物の「笹かまぼこ」はもちろんのこと,「焼きちくわ」や「揚げかまぼこ」などを作るお店や工場がたくさんあります。ですから,作る量だけでなく,食べる量も日本一です。魚のすり身を材料に作る「かまぼこ」は消化がよく,体をつくるたんぱく質が多い食べものです。(栄養士より)』

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社会学級のみなさんが作成した折り紙の作品です。各階に展示していただき,校舎内を気持ちよく彩っていただいています。

校長室から

給食もりもり日記30

今週は「読書週間」でした。図書室では,休み時間に図書委員の子供たちによる読み聞かせが行われていました。また,全校児童ひとりひとりが書いた「おすすめの本」も展示されていました。さて,12月7日(金)の献立は,「ごはん」「鮭の塩焼き」「豆入りきんぴら」「生揚げと白菜のみそ汁」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「豆いりきんぴら」に入っている「れんこん」は,栗原市若柳地区にある伊豆沼でとれたものです。この沼では8月になると,沼一面にピンク色の「ハス」の花が咲き,たいへんきれいなことで有名です。泥の中にある「ハス」の茎は,秋から冬にかけ,太い「れんこん」になります。冬が旬の「れんこん」は,ビタミンCたっぷりの野菜です。(栄養士より)』

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図書室前の掲示板には,「新しい本」が紹介されていました。たくさんの本がみなさんを待っていますよ!たくさんの本と仲良しになって,心豊かな子供に育って欲しいです。

校長室から

給食もりもり日記29

12月6日(木)は,授業参観・懇談会が行われました。太陽が顔を覗かせ,室内からは一見暖かさを感じましたが,風の冷たい日でした。多くの保護者のみなさまに来校いただきました。いつも元気に学習活動に取り組んでいる子供たちです。後ろにお家の方がいるということで,いつも以上に気合いが入った顔で学習に取り組んでいました。12月6日(木)の献立は,「麦ごはん」「ハヤシシチュー」「ほうれん草サラダ」「カシューナッツ入り小魚」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「アーモンド」・「カシューナッツ」・「くるみ」などの木の実は,脂肪やたんぱく質が多く,いろいろなビタミンやミネラルが含まれていて,少しの量でもたいへん栄養の高い食べものです。エネルギーのもとになる,「黄の仲間」に入ります。今日の「カシューナッツ」は,「カシューの木」の種で,熱帯の暑い国で栽培されています。主な産地はインドです。(栄養士より)』

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4年生の廊下に展示されている「こけし」です。校外学習のおりに,伝統工芸を体験しました。どの「こけし」も,みんなかわいい表情です。

校長室から

給食もりもり日記28

今日は,冷たい風が吹き荒れています。昨日と今日の献立ともりつけひょうのメッセージをお知らせいたします。昨日は「黒コッペパン」「パンプキンシチュー」「あじフライ(チリトマトソースかけ)」「スィーティー」「牛乳」でした。もりつけひょうのメッセージは,『ヨーロッパでは,肉と野菜を長い時間煮こんだ料理のことを「シチュー」といい,国や地方によって材料や味つけに違いがあります。みなさんが大好きな「牛乳」を使った「クリームシチュー(ホワイトシチュー)」は,外国の料理ではなく,昭和の学校給食が始まりといわれています。季節のいろいろな野菜を使い,カルシウムもたっぷりとれる「シチュー」です。(栄養士より)』

本日,12月5日(火)の献立は「紫蘇ごはん」「うーめん汁」「肉どうふ」「みかん」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「肉どうふ」には,「えのきだけ」と「ぶなしめじ」の2種類のきのこを使っています。きのこは秋の食べものですが,今は,きのこの菌を木やおがくずに植えつけて,人の手で育てられた栽培きのこがほとんどなので,一年中食べることができます。きのこは食物せんいやビタミンが多く,野菜と同じように体の調子を整える働きがあります。(栄養士より)』

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今朝の朝会の様子です。今,「読書週間」です。11月に行われた各学年の演技種目から6つの本やお話に結びつけて話しました。

校長室から

校長室だより13・・・『早寝・早起き・朝ごはん』シリーズ3「早寝」

前号・前々号に引き続いた『早寝・早起き・朝ごはん』シリーズも最終となりました。『生活リズム』づくりの大事な3つ目として,「早寝」について話しました。朝会での話の概要は次のとおりです。

『朝,体が気持ちよく起きるためには,何時間寝なければいけないのでしょうか?(養護教諭から発育測定の機会に学ぶ機会のある子供たちは覚えていました。)「小学生は9時間」の睡眠時間が必要です。ということは,夜何時までに寝ればいいのでしょう?(「早起き」の際に使用した大きな時計は「6時30分」を指しています。その時計を使って9時間前に戻していきました。)「夜の9時30分」までには寝ましょう!「生活リズム」についての大事な3つ目は「早寝」です。私たちの体は「細胞」というものでできています。この「細胞」は毎日毎日新しいものと入れ替わっています。新しい「細胞」ができないと「体のリズム」が崩れてしまいます。そして,この「細胞」は,眠っているときにしかできません。夜10時から夜中にかけて,ぐっすりと眠っている体に新しい「細胞」ができます。「早寝」して健康な体をつくりましょう!』

『早寝・早起き・朝ごはん』を,私は,逆からつまり「朝ごはん」「早起き」「早寝」の順序で話しました。『生活リズム』を整えたり,『生活リズム』をつくったりするためには,まず朝起きてごはんを食べるところからスタートです。朝寝坊してごはんも食べていない体は,日中十分に動くことができませんので,心地よい疲労感もなく,どんなに早く寝ようとしても眠ることができません。日中十分に体が動かないということは,脳の働きが十分行われていないということになります。判断力や思考力が十分に働かない,学習していることが十分に身に付いていかない,いらいらする,かっとなってしまう,冷静な気持ちになれない,思わぬ怪我につながることにもなります。元気に活動し,体をいっぱいに動かした体は,自然と夜9時過ぎ頃から休養を求めるように眠くなってくるのが子供です。(睡眠時間の9時間というのは,子供によって個人差が多少あります。もっと必要な子供もいます。就寝時刻が8時頃という子供もいますし,朝,5時過ぎに自然と目覚めるという子供もいます。)子供時代に身に付けた『早寝・早起き・朝ごはん』の『生活リズム』は,大人になるためのがっちりとした体の土台となります。がっちりとした体が将来の日本,世界を支えていく源となっていきます。(11月26日発行)

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話をしっかり聞き取り,私の作ったプリントに答えてくれた子供たちです。

校長室から

校長室だより12・・・『早寝・早起き・朝ごはん』シリーズ2「早起き」

昨日の「校長室だより11」に続きます。『生活リズム』づくりの大事な2つ目として,「早起き」について話しました。朝会での話の概要は次のとおりです。

『朝「8時30分」から元気に体を動かし,頭を使って考えたりしっかり学習したりするためには,脳を動かしておかなければなりません。実は,体の中で目を覚ますのが一番遅いのが「脳」です。目が覚めてから「脳」がきちんと動いてくれるようになるには,2時間もかかります。ということは,(大きな時計を出して,8時30分から2時間前に針を動かして見せました。)「6時30分」までには起きましょう。『生活リズム』の大事なふたつめは「早起き」です。私たち人間の「体のリズム」は実は25時間でできているのだそうです。(子供たちは「えー!?」という表情や声を出しました。)1日は24時間ですから合いません。放っておいたら私たちの体は毎日1時間ずつ狂ってしまって,しまいには,朝と夜がひっくり返ってしまいます。そうならないために「早起き」が必要です。朝の日の光を浴びると,25時間の体のリズムは24時間に変身するのです。私たち人間の体のしくみはすごい働きをします。「早起き」して朝の日の光を浴びて24時間の体のリズムにしましょう。』

子供たちは今,心身ともに健康な大人になるための土台づくりをしています。4月のPTA総会の折りに,「大人の生活リズムに子供を合わせることはとても簡単です。でも,子供でいられる時間は一生の時間の中でわずかです。今は大人ががんばって,子供たちの生活リズムに大人が合わせ(子供が寝るまで),正しい生活リズムづくりをお願いします。」というお話をさせていただきました。朝会から数日後,「今日は6時30分に起きました。」と教えてくれた子供たちがいました。保健委員会の子供たちが,10月に『早寝・早起き・朝ごはん』について調べまとめたものを各階の廊下に掲示し,さらに昼の放送を使って教えてくれました。朝会の話を意識してもらうために,また,中学年以上の子供たちには,保健委員会の掲示物に関心をもってもらうために,私は問題プリントを作成して朝会後全校児童に渡しました。丸つけに時間をかけてしまいましたが,本日全校児童にプリントを返しました。(掲示物の内容や言葉に意識してもらいたかったので,回答の内容としては合っていても保健委員がまとめた言葉にして直してあることご了承下さい。)・・・(11月22日発行)

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校長室から

校長室だより11・・・『早寝・早起き・朝ごはん』シリーズ1「朝ごはん」

11月の朝会の折に,『生活リズム』について子供たちに話をしました。私たちの体の中には「リズム」があります。その「リズム」の崩れは心身の健康がすぐれない原因となります。『生活リズム』について3つの大事なことがあるということで,『早寝・早起き・朝ごはん』の話をしました。まず「朝ご飯」について話しました。朝会での話の概要は次のとおりです。

栗生小学校の朝の活動が始まる時刻は「8時30分」です。「8時30分」から元気に活動できるようにするために,朝,絶対にさぼってはいけないことは,「朝ごはん」です。一日3回の食事の中で「朝ごはん」はメダルに例えると「金メダル」と言われます。その理由は,一日の生活をスタートさせる朝,体を目覚めさせ,エネルギーをつくり,よく考え正しい行動ができる「元気のもと」をつくる大事な役割をしているのが「朝ごはん」だからです。「朝ごはん」は,歯をしっかり使って噛みしめて食べることが大事です。(ここで,子供たちには,口の中にご飯を入れたと思って10回噛んでもらいました。)よく噛むとたくさんの唾液が出てきます。唾液には,病気にかかりにくくする大事な役目があります。校長先生がおすすめする「朝ごはん」は,お米のご飯です。お米のごはんは,よく噛むことができます。また,エネルギーにすぐに変身してくれます。『生活リズム』の大事なひとつめは,「朝ごはん」です。

10月と11月,私は健康診断等の検診を3回受ける機会がありました。どの検診も「朝ご飯を食べないで受けて下さい。」ということでした。私は,「朝ご飯」を抜くことができません。「朝ご飯」を食べることができないというのは,相当体調が悪いというバロメーターになっています。さて,「朝ご飯」抜きで午前中の10時から11時過ぎまでを過ごすというのはつらいものです。力が出ません。朝のあいさつをしていても,10分もたたないうちに声が思うように出ません。思考力が鈍ります。体全体に力が入らず,動きも悪いです。

これから,育っていく子供たちにとって「朝ごはん」は貴重品です。少々歯ごたえのあるものをしっかり噛みしめることによって,脳の動きが活発になると言います。しっかり噛むことで唾液が大量に出ます。唾液が様々な病気の原因を押さえるとも言われます。何より,朝からしっかり「朝ごはん」をとって,体全体にエネルギーを満ちあふれさせ,活発に体が動くことができるようにしておくことは,けがや病気になりにくいしっかりした体をつくるもとになります。「朝ごはん」をしっかりお腹に入れて,元気に登校してくれる子供たちの笑顔と「おはようございます!」は元気いっぱいです。(11月21日発行)

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朝のあいさつ運動に参加する1年生の姿です。(11月15日撮影)

校長室から
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