校長室だより12・・・『早寝・早起き・朝ごはん』シリーズ2「早起き」

昨日の「校長室だより11」に続きます。『生活リズム』づくりの大事な2つ目として,「早起き」について話しました。朝会での話の概要は次のとおりです。

『朝「8時30分」から元気に体を動かし,頭を使って考えたりしっかり学習したりするためには,脳を動かしておかなければなりません。実は,体の中で目を覚ますのが一番遅いのが「脳」です。目が覚めてから「脳」がきちんと動いてくれるようになるには,2時間もかかります。ということは,(大きな時計を出して,8時30分から2時間前に針を動かして見せました。)「6時30分」までには起きましょう。『生活リズム』の大事なふたつめは「早起き」です。私たち人間の「体のリズム」は実は25時間でできているのだそうです。(子供たちは「えー!?」という表情や声を出しました。)1日は24時間ですから合いません。放っておいたら私たちの体は毎日1時間ずつ狂ってしまって,しまいには,朝と夜がひっくり返ってしまいます。そうならないために「早起き」が必要です。朝の日の光を浴びると,25時間の体のリズムは24時間に変身するのです。私たち人間の体のしくみはすごい働きをします。「早起き」して朝の日の光を浴びて24時間の体のリズムにしましょう。』

子供たちは今,心身ともに健康な大人になるための土台づくりをしています。4月のPTA総会の折りに,「大人の生活リズムに子供を合わせることはとても簡単です。でも,子供でいられる時間は一生の時間の中でわずかです。今は大人ががんばって,子供たちの生活リズムに大人が合わせ(子供が寝るまで),正しい生活リズムづくりをお願いします。」というお話をさせていただきました。朝会から数日後,「今日は6時30分に起きました。」と教えてくれた子供たちがいました。保健委員会の子供たちが,10月に『早寝・早起き・朝ごはん』について調べまとめたものを各階の廊下に掲示し,さらに昼の放送を使って教えてくれました。朝会の話を意識してもらうために,また,中学年以上の子供たちには,保健委員会の掲示物に関心をもってもらうために,私は問題プリントを作成して朝会後全校児童に渡しました。丸つけに時間をかけてしまいましたが,本日全校児童にプリントを返しました。(掲示物の内容や言葉に意識してもらいたかったので,回答の内容としては合っていても保健委員がまとめた言葉にして直してあることご了承下さい。)・・・(11月22日発行)

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