給食もりもり日記44
本日は,朝会において,校長の話と給食室の紹介を行いました。私からは,『食事のあいさつである「いただきます」と「ごちそうさまでした」の言葉のもつ意味』について話しました。「いただきます」という食事の始まりの挨拶である「戴く」という漢字には,「崇めて大切に扱う」という意味があります。食事をすることは私たちの体をつくること,それは,命をつくることにつながります。命の重みは何にも代え難いものです。食事をすることに幸せを感じ,心をこめて「いただきます」の挨拶をしていきたいです。食事の終わりの挨拶である「御馳走様でした」の「馳走」には,「あれこれ走り回ってふるまう・もてなす」という意味があります。訪ねてこられた方に,今,自分が用意できる食材を,畑に行って,山に行って取りそろえ,「喜んでもらいたい」「美味しく味わっていただきた」という気持ちをこめてつくる料理が「御馳走」です。「馳走」に丁寧な言葉である「御」と「様」の2つの漢字をつけた挨拶が「ご馳走様」です。毎日給食を作っていただいている給食室のみなさんに,「いただきます」「ごちそうさまでした」の言葉を伝え,「美味しい給食をありがとうございます!」という感謝の気持ちを表していきたいです。
さて,本日,1月22日(火)の献立は,「米粉パン」「鶏肉と豆のトマト煮」「イタリアンスープ」「いちご」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『今日は,パンの「米粉(こめこ)」と「小麦粉」,トマト煮の「大豆」,スープの「たまご」,デザートの「いちご」,そして「牛乳」が宮城県産です。東北一の生産量をほこる「いちご」は,その8割以上が亘理町や山元町で作られています。ビニールハウスで育った,甘い「いちご」は,11月から6月までの間,東北や北海道の各地に出荷されます。(栄養士より)』
冬でも甘くておいしい「いちご」を食べることができるというのは幸せなことです。