食べものの働きとバランスのとれた食事・・・栄養士による「食」の指導

昨日,5年生の学級では,栄養士による「食」の指導が行われました。食品が描かれているカード(このカードは,栄養士から配布されたカードです。一人一人の子どもが1セットずつ持ちます。カードの食品には,子どもがきれいに色をつけてありました。)を使って学習が始まりました。

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これらの食品のカードを「動物性の食品」「植物性の食品」に仕分けしました。家庭科などで学んでいる子供たちです。短時間で仕分けすることができました。

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黒板の大きなカードを使ってみんなで確認していきます。その後,食べものの働きについて考えました。食べものには,大きく3つの働きがあることを学びました。

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食品カードを,3つの働きに仕分けしました。悩む食品もあり,子ども同士で互いのカードを見合ったり,相談したりする様子がありました。「うーん。これでいいのかな?」自分の考えを確認していました。

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3つの働きに分けた食品が合っているのかどうか,どうしてその食品が「おもに体をつくる働きをする食品」「おもにエネルギーのもとになる食品」「おもに体の調子を整える食品」になるのか,理由も考え,みんなで確認していきました。

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次は,「バランスのとれた食事」についての学習です。今日(1月21日)の給食の献立を使って,食品を仕分けしていきました。「難しいな!」「どこに入るのだろう?」家庭科の教科書を参考にして考えていました。

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みんなが悩んだのは,「こんにゃく」でした。「こんにゃくはこんにゃくいもからできているのだけれど・・・」の言葉に,「いもならエネルギーのもとになる食品だけれど,違うのかな?」・・・正解は,「おもに体をつくる働きになる食品」でした。カルシウムや鉄分があるということに驚きの表情の子供たちでした。

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子供たちにとって身近である学校の給食の献立を使って「栄養のバランス」を学ぶことができました。「食事のバランス」について,気づいたことや感想をまとめて学習を終えました。

校長室から
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