給食もりもり日記48

早いもので本日で1月が終わりです。1月31日(木)の献立は,「わかめごはん」「ぶりと大根のうま煮」「生揚げと白菜のみそ汁」「いよかん」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「ぶり」は冬が旬の魚で,12月から2月ごろに日本海でとれる,油がのった「寒ぶり」が有名です。この魚は成長するにつれ,大きさによって呼び名が変わる「出世魚」です。関東では「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」「ブリ」,関西では「ツバス」「ハマチ」「メジロ」「ブリ」と呼びます。おめでたい魚として,お祝いごとにも使われます。(栄養士より)』

先日,校舎をまわっていると,1年生の教室から「いらっしゃいませ!」という威勢のよい声が聞こえてきました。各教室では,かわいいお店がいくつも開店していました。そこでは,これまたかわいい店員さんが,「いらっしゃいませ!」「ひとつ50円です!」と「果物屋」「おもちゃ屋」「ケーキ屋」など,自作の絵カードの商品を前にして売り込みに一生懸命でした。そして,かわいいお客様(売り手と買い手を時間で交替していました。)が,「どれにしようかな?」と考えながら楽しく店員さんのお友だちとやりとりしながら,お金のカードを出して買い物をしていました。「おすすめはどれですか?」と私が尋ねると,「これです!」といい笑顔で紹介してくれました。私もいくつかかわいい店員さんとのおしゃべりを楽しみながら買い物をすることができました。時間が終わりに近づくと,「おまけ!3つで50円です!」と大バーゲンとなっているお店やさんも出てきました。「残り全部50円で買ったんだよ!」とうれしそうに話してくれる子供もいました。かかわりの中で,たくさんのことを学んでいた子供たちでした。

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私が買い物した商品の絵カードです。(おいしさを紹介してくれたり,よさを紹介してくれたり,子供たちがよく考えて作成したことが伝わりました。)

校長室から

給食もりもり日記47

1月30日(水),本日の献立は,「ごはん」「味つけ海苔」「鮭のレモンドレッシングかけ」「ソーセージポトフ」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「ポトフ」とは,「火にかけたなべ」という意味で,フランスの家庭料理のひとつです。肉やソーセージと大きめに切った野菜を,長い時間をかけてじっくりと煮こんで料理します。フランスでは,最初にスープだけを取り分け,肉と野菜は別の皿に盛りつけて,スープの後に食べます。寒い冬に体が温まる,フランス風の「おでん」です。(栄養士より)』

「給食もりもり日記」,先週から今週にかけて3日ほどあけてしまいました。先週の給食週間では,給食委員会の子供たちが大活躍でした。上級生の子供たちが学校全体の活動に取り組む姿から下級生の子供たちが学んでいくことがたくさんあります。また,委員会の一員として一生懸命活動に取り組むことで下級生への対応の仕方や思いやりを学んでいくこともできます。成長していく子供たちの様子を見ることができた一週間でした。

校長室から

給食もりもり日記46

1月24日(木),今日の献立は,「ごはん」「ひじきふりかけ」「さわらの味噌マヨネーズ焼き」「冬野菜鍋」「ミニトマト」「牛乳」です。冬野菜鍋には,「にんじん」「春菊」「大根」「白菜」「ねぎ」の他に,「えのきだけ」「しめじ」「鶏肉」「生揚げ」「こんにゃく」とたくさんの食材が入っています。もりつけひょうのメッセージは,『今日は,ごはんの「米」,野菜鍋の「春菊」,そして「牛乳」が宮城県産です。冬の鍋料理に欠かせない香りのよい「春菊」は,11月から3月にかけて仙台市やそのまわりの地域でも作られていますが,主な産地は亘理町と大崎市です。ちなみに宮城県の「春菊」の出荷量は,全国ベスト10に入るそうです。(栄養士より)』

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給食週間4日目。野菜についていろいろ教えてくれるコーナーの子供たちです。私も野菜についていくつか教えてもらいました。ねぎについては,「風邪をひきにくくなります。」そして,私の好きなブロッコリーを手にしてたずねると,「お肌にいいですよ。」と,にこっと微笑んで教えてくれました。「あらー,それなら,もっとたくさん食べるわ。」と返すと,またまた,笑顔で応対してくれました。

校長室から

給食もりもり日記45

1月23日(水)の献立は,「減量ごはん」「塩ラーメン」「鯨の味噌がらめ」「雪菜のおひたし(きざみのり)」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『今日は,ごはんの「米」,ラーメンの「豚肉」,味噌がらめの「くじら」,おひたしの「雪菜」,そして「牛乳」が宮城県産です。「雪菜」も仙台の伝統野菜のひとつで,昔から作られています。寒さにあたって葉が縮む12月から2月にかけてが,甘みがあっておいしい時期です。「小松菜」のようにカルシウムやカロテンが豊富です。(栄養士より)』

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2時間目と3時間目の間の休み時間には,給食委員会の児童による「野菜のクイズ」と「豆つかみ」が行われています。昨日は,1・2年,そして,今日は3・4年の子供たちが対象です。まず,「野菜のクイズ」3問に挑戦です。

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実際の野菜を目の前にして,野菜の働きを説明する給食委員会の子供たちです。先生も野菜について,子供たちから学んでいます。

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野菜クイズの答え合わせが終わると,いよいよ豆つかみです。一日に必要な豆の量である30グラムについて説明を聞いたあと,いよいよ,自分の手を使って30グラムをつかみます。

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「何グラムかな?」・・・私も試させてもらいました。なかなか難しいものです。大人の手は少々大きいので,多すぎてしまったり,手加減をし過ぎて少なすぎたり・・・子どもの方が上手です。

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小豆と大豆,挑戦する豆を選んで真剣です。自分の体(手など)を使って,ものを量る・測る体験はとても大切です。給食委員会主催の「野菜のクイズ」「豆つかみゲーム」は,楽しく取り組める活動です。

校長室から

給食もりもり日記44

本日は,朝会において,校長の話と給食室の紹介を行いました。私からは,『食事のあいさつである「いただきます」と「ごちそうさまでした」の言葉のもつ意味』について話しました。「いただきます」という食事の始まりの挨拶である「戴く」という漢字には,「崇めて大切に扱う」という意味があります。食事をすることは私たちの体をつくること,それは,命をつくることにつながります。命の重みは何にも代え難いものです。食事をすることに幸せを感じ,心をこめて「いただきます」の挨拶をしていきたいです。食事の終わりの挨拶である「御馳走様でした」の「馳走」には,「あれこれ走り回ってふるまう・もてなす」という意味があります。訪ねてこられた方に,今,自分が用意できる食材を,畑に行って,山に行って取りそろえ,「喜んでもらいたい」「美味しく味わっていただきた」という気持ちをこめてつくる料理が「御馳走」です。「馳走」に丁寧な言葉である「御」と「様」の2つの漢字をつけた挨拶が「ご馳走様」です。毎日給食を作っていただいている給食室のみなさんに,「いただきます」「ごちそうさまでした」の言葉を伝え,「美味しい給食をありがとうございます!」という感謝の気持ちを表していきたいです。

さて,本日,1月22日(火)の献立は,「米粉パン」「鶏肉と豆のトマト煮」「イタリアンスープ」「いちご」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『今日は,パンの「米粉(こめこ)」と「小麦粉」,トマト煮の「大豆」,スープの「たまご」,デザートの「いちご」,そして「牛乳」が宮城県産です。東北一の生産量をほこる「いちご」は,その8割以上が亘理町や山元町で作られています。ビニールハウスで育った,甘い「いちご」は,11月から6月までの間,東北や北海道の各地に出荷されます。(栄養士より)』

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冬でも甘くておいしい「いちご」を食べることができるというのは幸せなことです。

校長室から

食べものの働きとバランスのとれた食事・・・栄養士による「食」の指導

昨日,5年生の学級では,栄養士による「食」の指導が行われました。食品が描かれているカード(このカードは,栄養士から配布されたカードです。一人一人の子どもが1セットずつ持ちます。カードの食品には,子どもがきれいに色をつけてありました。)を使って学習が始まりました。

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これらの食品のカードを「動物性の食品」「植物性の食品」に仕分けしました。家庭科などで学んでいる子供たちです。短時間で仕分けすることができました。

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黒板の大きなカードを使ってみんなで確認していきます。その後,食べものの働きについて考えました。食べものには,大きく3つの働きがあることを学びました。

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食品カードを,3つの働きに仕分けしました。悩む食品もあり,子ども同士で互いのカードを見合ったり,相談したりする様子がありました。「うーん。これでいいのかな?」自分の考えを確認していました。

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3つの働きに分けた食品が合っているのかどうか,どうしてその食品が「おもに体をつくる働きをする食品」「おもにエネルギーのもとになる食品」「おもに体の調子を整える食品」になるのか,理由も考え,みんなで確認していきました。

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次は,「バランスのとれた食事」についての学習です。今日(1月21日)の給食の献立を使って,食品を仕分けしていきました。「難しいな!」「どこに入るのだろう?」家庭科の教科書を参考にして考えていました。

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みんなが悩んだのは,「こんにゃく」でした。「こんにゃくはこんにゃくいもからできているのだけれど・・・」の言葉に,「いもならエネルギーのもとになる食品だけれど,違うのかな?」・・・正解は,「おもに体をつくる働きになる食品」でした。カルシウムや鉄分があるということに驚きの表情の子供たちでした。

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子供たちにとって身近である学校の給食の献立を使って「栄養のバランス」を学ぶことができました。「食事のバランス」について,気づいたことや感想をまとめて学習を終えました。

校長室から

給食もりもり日記43

今日から1週間は,給食週間です。1月24日から1月30日までを『全国学校給食週間』といいます。「学校給食の歴史をとおして食事の大切さを見直し,より良い食生活を心がける機会とする」ための週間です。栗生小学校では,本日1月21日から1月25日までを給食週間と位置づけ,給食委員会を中心に,「食」を意識させるための催しが予定されています。今年の給食週間のテーマは,『野菜を知ろう,食べよう!』です。今週の献立は,宮城県産・仙台産の野菜を意識した献立となっています。今日の献立は,「赤飯(ごま塩)」「豚肉とうずら卵の甘辛煮」「うーめん汁」「ミニアセロラゼリー」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『今日は,赤飯の「米」,甘辛煮の「曲がりねぎ」,うーめん汁の「白石うーめん」と「しいたけ」,そして「牛乳」が宮城県産です。仙台の伝統野菜のひとつである「曲がりねぎ」は,宮城野区岩切の余目地区で生まれた野菜です。昔から手間をかけ,わざわざ曲がるように育てられた「ねぎ」は,やわらかく,甘みがあるのが特長です。(栄養士より)』

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5年生では,栄養士の先生による授業が行われていました。「食べ物の働き」に続き,「バランスのとれた食事」について学ぶ子供たちです。

校長室から

給食もりもり日記42

昨日は,日本列島全体が寒気に覆われ,各地で大変厳しい寒さを示す気温や大雪の報道がありました。1月21日が大寒ですので,寒さの峠がまさに頂点ということです。本日,1月18日(金)の献立は,「青菜めし」「たらフライ」「豚肉と里芋の煮物」「いよかん」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「いよかん」は,1月から3月にたくさんとれる果物です。明治時代に山口県で発見されたみかんですが,のちに愛媛県松山市で盛んに栽培されたことから,愛媛県の特産品となりました。昔は,愛媛県を「伊予の国」と呼んでいたことから,昭和時代に入って「いよかん」と名づけられたそうです。全国に出回る「いよかん」の85パーセント以上が,愛媛県産です。(栄養士より)』

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今日は,4年生から6年生で構成されているクラブ活動が行われました。体育館でも校庭でも,寒さを吹き飛ばして活動していました。

校長室から

給食もりもり日記41

今が一番寒いときですので,寒さが厳しいのはごく自然のことです。でも,暖冬に慣れてしまった体には,今の寒さがことのほかこたえます。子供は風の子といいますが,登校してきた子供たちは,とび縄を手にして縄跳びの練習に励んだり,友達と大縄飛びに興じたり,サッカーボールを手にして校庭に駆けていったりととても元気です。さて,1月17日(木)の献立は,「ごはん」「焼きししゃも」「カレー肉じゃが」「すき昆布の炒め煮」「牛乳」です。もりつけひょうのメッセージは,『「ししゃも」は北海道でとれる魚です。昔は,海から川へ,たくさんの「ししゃも」が上ってきたそうですが,今はその数が減り,たいへん貴重な高級な魚になってしまいました。北海道の「ししゃも」の代わりに,わたしたちがふだん食べているものは,「樺太ししゃも(カペリン)」で,「ししゃも」の仲間です。そのほとんどが,カナダやノルウェーから輸入されています。(栄養士より)』

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校長室の「ミニシクラメン」の花です。鉢を回しているのですが,太陽の光を求めて首をかしげていきます。花も太陽の光が恋しいようです。

校長室から

給食もりもり日記40

1月16日(水)も寒さ厳しい朝となりました。今朝は,3年生の子供たちが「朝のあいさつ運動」に参加しました。寒さに負けずに元気な「おはようございます!」を登校してくる子供たちにおくっていました。本日の献立は,「ごはん」「マーボ豆腐」「ほうれん草ともやしのナムル」「ぽんかん」「牛乳」でした。もりつけひょうのメッセージは,『「ぽんかん」は,インドで生まれ,中国から台湾をとおって鹿児島県に伝わったくだものです。「ぽんかん」の「ポン」は,インドにある地名からきています。鹿児島県や愛媛県が主な産地で,1月から3月がたくさん出回る時期となります。オレンジ色の皮は手でむきやすく,中の薄い皮は「温州みかん」のようにそのまま食べられ,甘く香りがよいのが特長です。(栄養士より)』

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2年教室前の花壇の立て札です。チューリップの球根は,厳しい冬の寒さがあって,しっかりした芽を出します。春を待つ球根へ向ける子供たちのやさしい思いやりです。

校長室から
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