令和4年度 東北ブロックPTA協議会において表彰されました

 8月26日、27日の2日間、山形市において開催された第70回日本PTA全国研究大会・第54回日本PTA東北ブロック研究大会に参加しました。

 2日目の東北ブロック大会では、感謝状・表彰状の贈呈がありました。錦ケ丘小学校PTAも仙台市からの表彰団体6団体の一つとして表彰されました。開校以来、新設校として創意工夫を凝らしながら活動を進めてきたことが認められての表彰です。この間、錦ケ丘小学校PTAの活動に尽力された皆様、全ての会員の皆様、本当におめでとうございます。そして、これからも、子供たちの健やかな成長のために力をお貸しください。大会参加を通して、改めて、保護者の皆様と共に教育活動の充実に力を尽くしていきたいという思いを強くしました。

表彰式の様子

(文責:校長)
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「現在」の自分と「将来」の自分をつなぐ

 夏休みが終わり,子供たちの元気な姿が学校に戻ってきました。8月22日には,甲子園での仙台育英学園高等学校の優勝が報じられ,仙台市民としてうれしい知らせとなりましたが,全国的に新型コロナウィルスの感染が再開拡大するなど,まだまだ心配な状況が続いています。感染防止対策などをしっかりと行いながら,子供たちの成長のために必要な教育活動を進めていきますので,ご理解とご協力をよろしくお願いします。

 さて,週明け月曜日には,6年生の総合的な学習の時間の授業「Road to the Work(社会人講師講話)」が予定されています。学校支援地域本部「めですこスクール」さんの支援を受けて,様々な社会人講師の方々に来校頂く,恒例の授業です。このような機会を設け,自分自身の生き方や働き方などについて考える授業は,一般的には「キャリア教育」と呼ばれ,仙台市は独自に「仙台自分づくり教育」と名付けて,市の教育施策としても力を入れて取り組んでいるものです。

 キャリア教育の充実を図る背景には,日本の子供たちの学力に関する国際調査の結果などがあります。例えば,日本の子供たちは,「数学や理科を勉強すると日常生活に役立つ」「数学や理科を使うことが含まれる職業につきたい」といった意識が諸外国に比べて低く(TIMSS2019),学校での学びと自分自身の将来とのつながりが薄いことが課題だと言われています。もちろん,将来云々ではなく,勉強それ自体が魅力的で楽しいということも大事だと思います。しかし,強い動機があり,目的が明確な方が,取組がしっかりしてくるのは当たり前です。「学校での勉強は何のためにやっているのか」「どう役立てることができるのか」ということを,できるだけ,自分自身の将来との結びつきの中で見いだしてほしいと願っています。そのためには,現在社会で活躍している人の姿に,何らかの形で触れる機会を持つことが大切なのです。社会人講師の皆さんが,「日頃どんなことを大切にしながら仕事に取り組んでいるのか」「子供時代は,どんなことに一生懸命だったのか」など,その人の仕事の内容を知るというよりは,その人自身の生き方や物事の考え方に触れてほしいと思っています。そこで学んだことをもとに,今の自分自身の学び方や生活の仕方を振り返り,一つでも二つでも,明日からの自分の目標を明確にできたら,学ぶ意欲や学び方が変わってくると思うのです。

 予想もしていなかったことが次々起こり,社会の変化は激しさを増しています。もはや,転職が当たり前で,キャリアアップのために「学び続ける」時代がやって来ているとも言われています。どれだけ多くの知識を「覚えているか」ではなく,知識の獲得の仕方や知識の生かし方といった「学び方」を身に付けているかどうかが問われる時代なのです。そういった時代の変化もとらえながら,学校としては,キャリア教育に限らず,学習の動機付けの工夫や,自分自身で学びとっていく「学び方」を身に付けさせるための工夫に力を入れ,現在の自分と将来の自分を「つなぐ」ことができるようにしていきたいと思います。

(文責:校長)
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星に願いを

3年ぶりに仙台七夕まつりが開催されています。児童生徒による故郷復興プロジェクト「星に願いを」の七夕飾りもも3年ぶりに登場です。3月に鶴を折り,PTAの皆さんにつないでいただいた折り鶴です。今年は,校名の表示がないのがちょっと残念ですけど,85,000羽の折り鶴は,やはり圧巻です。ご協力いただいたPTAの皆様に感謝です。

星に願いを 説明

飾りの内側

飾りの全景
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