寅年の今年は

新年あけまして,おめでとうございます。
冬休みが終わり,今日から学校再開となり,子供たちのにぎやかな声が響いています。本年もよろしくお願いします。

さて,今朝は,冬休み開けの朝会があり,虎にまつわることわざ等の話をしました。

「虎の尾を踏む」「虎の口に手を入れる」
「虎は千里を行って千里を帰る」「虎に角」「虎に翼」
「猫は虎の心を知らず」

などのことわざがあることから,日本では,古くから,虎が強くて賢い獣だと考えられてきたことについて説明しました。

そして,最後に「虎の子」について話しました。虎は,子供を愛情深く大切に育てる獣と考えられていたようで,大切にしているもののことを「虎の子」と言うようになったということを説明しました。

このように,虎には,様々なことわざがあるだけでなく,昔から様々な絵に描かれたり,人形が作られたりしてきました。特に,江戸時代になると様々な地域で,虎が郷土玩具の題材となっていったようです。そこには,子供たちに,虎のように強く育ってほしいという願いが込められていたのではないかと思われます。

寅年の今年,子供たちには,「虎のように 強く,かしこく,愛情深く=やさしく」この1年を過ごしてほしいという,私の願いを伝えました。
 
堤人形の虎

*写真は,堤人形の虎です。門松は,昨年のクリスマスフェスタのマルシェで購入したものです。
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