雨の朝に

今日は朝から本降りの雨です。登校風景もびしょぬれの生徒もいて…そんな中でも、気がついたことがありました。校舎に入る瞬間、当たり前のように傘の水気を払い、傘を閉じて(巻き取って)傘立てに入れていきます。とくに三年生!立派でした。床を濡らさないよう、互いがいやな思いをしないよう、無意識かもしれませんがうれしい心遣いです。
下駄箱の使い方も美しく。そこに本人がいなくても、心が見える風景です。
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道徳の授業から(2年生)

今日は2年生の道徳の授業を参観しました。3クラスとも同じ題材にもかかわらず、担任の先生たちの迫り方・切り口・考えの提示方法がそれぞれ違った工夫に満ちて、とても面白いものでした。さすがです。
取り上げたのは、主人公が部活動の練習に忙しい友達に宿題を見せることが友情と思っていたはずが、先生のある言葉で、それは「本当の友情」なのかを考えてしまう場面でした。
鶴中2年生の素晴らしいのは、その場面を自分ごととして捉え、互いに様々な見方・考え方を戦わせることです。そして、それぞれの出した考えを認め合っていたことです。(この雰囲気が、これがほんとに素晴らしい!)最後は新しい考えや価値に気付いていける、そんなことが道徳の醍醐味です。

数編ですが、生徒たちの考えた「本当の友情」を紹介します。本当に、今の彼らにとっての「友情」の考えかたです。これからまた成長し、どんどん変わっていくことでしょう。

・ 相手が望んでいることを、やってあげることもいいけど、目先のことだけではなく、もっと先を見据えていきたいと思いました。
・ 友情なら相手のことを考えて行動することが大切だと思います。でも、学力のことが関係してくると・・・話が変わる気がする。
・ 本当の友情とかそんなキレイごとだし、ドラマであってもリアルはそうそうない。成功する可能性の高い方を選ぶのがいい。
・ なんでもかんでも人のためにすることが本当の友情ではないことを改めて思いました。僕は辛いときに支え寄り添ってくれることを「本当の友情」だと思います。
・ ただ宿題を見せただけで友情が高まるとも限らないし、もしかしたらテストの点が低くなったら、宿題をみせたせいにされるかもしれない。難しいと思った。
・ 他の人の意見で「本当の友達なら、見せなくても友達としては変わらない」と言っていてすごいと思った。
・ 友情のあり方はそれぞれ。僕的には、仲がよいなら少しきつく接してくれてもぜんぜんOK!

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授業・委員会活動スタート

今週はいよいよ授業開始です。各教科でオリエンテーション?と思いきや,もはや三年生は本格授業が始まっていました。3学年主任の先生の授業にいたっては,これから受験や卒業までの見通しを説明していました。未来を見つめながらの日々の積み重ね,大切にしたいものです。(3年生は,本日全国学力・学習状況調査でした。テストが続き少々疲れ気味?頑張りましたね!)
昨日は,今年度一回目の専門委員会。生徒会役員がオブザーバーになって,各委員会の委員長などを決めていました。立候補もあって,どんどん決まっていく様子や,自分たちで話し合いをテキパキ進めていく姿がありました。P4170055.JPGP4170056.JPGP4170058.JPGP4170060.JPG
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対面式(の感想)

対面式が終わって,3年生が振り返りシートを書いていました。さすが先輩,感心してしまったので,数編紹介いたします。

・ 今年は初めてリモートではなく,全員が体育館に集まっての対面式でいつもより緊張もしたけれど,画面では伝えられない熱意や感情を伝えられて嬉しかったです。自分なりではあるけれど,1年生に部の良さを伝えられてよかったと思いました。
・ 今年最初の三つの学年が集まっての式だったが,1年生も楽しんでいるように見えたし,大成功だったと思う。一人一人の話を聞く姿勢は気になる点はあったと思うが,1年生に鶴中の良さや部活動や委員会の種類を適切に伝えられた点で評価が高いと思った。
・ 体育館に全校生徒が集まり,対面式ができてよかったと思います。部活動紹介では,目の前でドリブルやパスなどが見られて,各部の雰囲気が感じられるような形だったのでとてもいいと思いました。生徒会や先生方、委員長、部長さんなどの努力がみえた対面式だったと思います。
・ 新しい1年生の顔を見られてうれしかったし,1年生の方も鶴中の行事や委員会,部活動などを知ることができてわくわくしてくれたと思う。先輩たちとふれあうことで,これからの中学校生活が楽しくなりそうだと思ってくれたに違いない。2年生は先輩という立場になり,3年生は最高学年という立場になったので,学校を引っ張っていく自覚と責任を持ち「新しいスタート」を切りたい。


その後の後片付けも,早くて立派でした。たしかに,もはや先輩です。

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対面式

4月12日(水)は対面式。
1年生も朝から登校し,いよいよ全学年での中学校生活がスタートしました。
午後からの対面式は,練習時間がとれない中で,生徒会・委員会・各部の代表が新入生に中学校生活を伝えようと短い時間に工夫を凝らし頑張りました。(吹奏楽の演奏で入場するのも久々とのこと!)生徒会役員が臨機応変に進行し,緊張しながら説明する仲間には,温かい拍手で精一杯支えていたことも印象的でした。3つの学年が集合すると満杯状態になる集会ですが,これからも換気等の対策を継続しつつ,できるだけ実施していきたいと思っています。IMG_0448.JPGIMG_0452.JPGIMG_0470.JPG
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入学式

4月11日(火)午後,第51回の入学式を挙行しました。

声を出す斉唱等はしませんでしたが,たくさんの保護者の皆さんと来賓の方々にも参列していただき,少しずつ元の姿を取り戻しつつあることを実感できる式となりました。
新入生には「入場・退場は互いに声を出さないから,マスクを外してもいいよ」と担任から声をかけてもらいましが,3年間マスク生活を強いられてきた「思春期」に入ったばかりの子どもたちには,それさえ躊躇してしまうことかもしれません。まずは,これからの中学校生活の中で,自己肯定感や自己開示が育ってきたときに,また改めて選択をしていくことと思います。

そんな中でも,新入生のりりしい入場や呼名の返事の元気で明るいこと!全員出席の心意気とともに,鶴中生の豊かな素質を見る思いがしました。




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着任式・始業式

4月10日(月)新学期が始まりました。
昇降口では新しいクラスが発表されて歓声とともに人だかり。鶴中生たちは,それぞれの一年に思いをはせて,うれしそうに校舎に入ってきました。
久々の体育館で集会形式のスタートは,心配を吹き飛ばす生徒たちの立派な参加態度。着任式では,総勢12名の職員紹介で,久々のマスクを取っての挨拶には,互いにちょっと恥ずかしそうな気配でした。
始業式は,テニスの栄光の表彰と,2名の生徒の気概に満ちた抱負発表から。そして,担任発表では,大きな盛り上がりと拍手に包まれて(写真がないのが残念!)鶴中生の元気と温かさに圧倒された先生たちでした。きっとその後の学級・学年開きも,その温かさの延長にあったに違いありません。

校長の始業式の話として「誰もがチャレンジでチェンジする時。それを支える仲間と職員の「チーム鶴谷」が必ずバックアップ!」と伝えました。着任当初からチーム鶴谷の,生徒を思う先生方の様子に感動していた新校長,清野智子(せいのともこ)です。きっと生徒たちの姿にも,ヤラレてしまうのでしょう。なにとぞよろしくお願いいたします。

クラス発表の様子テニス大会表彰新年度の抱負着任式
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