春の兆し

 以前から図書館の司書さんたちから依頼で、図書貸し出し大当たり企画として「校長室でのお茶会」を催したいと申し出がありました。やっと先週末、大当たり本人と友達二人が校長室に来室。早速なので、抹茶を点てご馳走しました。
 彼らにとっては初めての抹茶だったようですが、おいしそうに飲み干し、おかわりまでしてくれました。楽しい話とともに、最後にはさわやかに掃除まで買って出て。嬉しく楽しいひとときでもありました。
そして本日、今年度最後のあいさつ運動です。最後に生徒会長からねぎらいと来年度への期待が伝えられ、拍手でお開きとなりました。
 匂い立つ梅の満開。2年生のフロアには、修学旅行の目標でしょうか、ブルーの花も咲いています。様々なことが花開く春のスタート。楽しみです。1P3150003.JPG2P3150042.JPG3P3190046.JPG4P3190045.JPG5P3120061.JPG
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3.11から13年

東日本大震災から13年。その記憶がない生徒たちが中学生になりつつある今、朝の全校放送では、改めて繋いでいく思い、そして伝えていく誓い、もう二度と犠牲者を出さない決意についてお話しました。今度同じような災害が来たときに、自分自身と大切な人を守れる大人になってほしいがためです。
また、今日は仙台三高生の出前授業があり、人生ゲームとVRを駆使した防災講座が実施されました。思ったよりも防災のことを知らなかったことに驚愕しながらも、楽しそうに学んでいる2年生です。高校生の生き生きとした教え方にも引き込まれます。ちなみに、午後には学年レクでの白熱ドッチボール(勝敗よりも、みんなで取り組むことが何より楽しかった様子)を展開していました。
そして、1、2年生の各クラスで、有志の復興プロジェクト委員会が構成した映像を鑑賞し、「今できること」を考え、1日を締めくくりました。これからも様々に震災からの教訓や思いを取り上げ考えてほしいと思っています。
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旅立ちの日

卒業式の準備は、在校生と先生方が心を込めて行ったことがにじみ出ている会場と教室でした。さらに昨日遅くまで残って、卒業生に向けての様々の準備をしていた3学年の先生たち。朝の黒板には、担任たちの生徒に向けた門出への励ましが書かれていました。後輩たちへの感謝を綴った花かざりを工夫してつるしたり、一人一人に向けたメッセージを仕上げていたり。練習だけでなく、どれほどの時間と愛情を傾けてここに至っているのかと思うと、圧倒されるばかりです。
だからこそ、その思いを受けて、「先生方や保護者の皆さんへの感謝を表す」ためにもと、卒業生は本当に立派に卒業証書を受け取り、ほがらかに歌い、堂々と伝え、旅立っていきました。(証書授与の時には、介添えの学年主任が1人目授与から涙が止まらず・・・生徒たちがなぜかうれしそうで!?)
どこまでも明るく、仲間思いの彼ら。私たち職員一同、人生幸多かれと心から祈って送り出しました。
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同窓会入会式

卒業式前日、卒業生は「同窓会入会式」を行いました。あさってからは、卒業生ではなく同窓生となるのですね。
この式に先立ち、同窓会長も引継がなされました。初代同窓会長のH越さんは、栄えある1期生であり、卒業した次の日から同窓会長として50年重責を果たしていただいていました(つまり、高校1年生から同窓会長だった訳です。心からの感謝に頭が下がります)。そして2代目会長となるO原さんは、3期生であったため、お二人は1年間鶴谷中学校で一緒に勉強していたことが判明しました。
お二人から溢れ出る思い出の数々や、鶴中へのまっすぐな愛情と誇り。私はまだまだ敵わないと圧倒されるばかりです。しかし旅立つ前の卒業生は、その思いに負けない気概をもっていることでしょう。その心意気としても、同窓会への仲間入りに文句なしの承認です。
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予餞会

気がつけば、昇降口前の梅が八分咲きです(満開の様子は後日)。今日は卒業生と在校生が思いを通わせ、感謝を伝え合う「予餞会」。この一瞬に、卒業式には入れない在校生(会場の狭さ!残念です)はすべてを伝え、卒業生もその思いを返します。廊下には、大きな虹(大扇子のよう!)とともにメッセージの鳥たちが飛んでいます。そして、美術部の大絵画や実行委員の飾り付けが施された体育館で、2・3校時を使って行われました。
卒業生は、各部の工夫を凝らしたビデオメッセージや懐かしい先生たちからのお祝いにおおいに喜びました。また、思い出の映像で、自分たちの成長とともに、当時を思い出し感慨深げでした。
そして、後輩たちから「にじいろ」の合唱とメッセージ。後輩たちのまっすぐな思いとハーモニー。後半の体を揺らせながらのフレーズあたりでは、私もなぜか目が潤みます。負けじと返す3年生の合唱も、練習よりも大人びていて。きっとあさっての卒業式は、更に思いが迫ってくるのでしょう。

後輩たちの達成感と満足感の顔が光ります。1つ、いや2つぐらい、大きく成長を遂げた様子。「学校をしょって立つ覚悟、できましたね!」と、互いに確認する姿も頼もしく思いました。
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カウントダウン&公立入試

ガランとなった3年生の教室。きっと最後の注意事項と闘魂注入をされて解散したのでしょう。黒板の下には、これまでのカウントダウンの日めくりイラストがズラリと飾られていました。一日一日を積み重ねて迎えた入試の明日。そして、気がつけば卒業式もその次に。
今日は3年生に最後のお話をしました(式辞は別として)。
「受験期を制覇した自分」に誇りを持って、高校の校門を出るまで「受かるために来たのだ」と強気で臨むこと。その後は、合格してもしなくても、自分次第で幸福の道が切り開かれるのだから、動じずに次に進む準備をすること・・・そんな話をしました。きっと3年生は、そんな人生を切り開いていけます。
明日、全力を出し切ることを祈って、みんなで待っています。頑張れ受験生!
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