３年生が１学期に総合的な学習の時間で取り組んだ「みそ造り」ですが，７か月を経た昨日木曜日，試食会が行われました。当日は仕込みの時と同じく，仙台大学附属明成高等学校から二人の先生においでいただき，お話もしていただきました。「みんなで作ったみそなので，みんなで分けて，みんなで笑顔になりましょう」「おいしいという笑顔は，周りの人も笑顔にします」とまさしくMISO DE SMILE（味噌でスマイル）のお話は子供たちにとっても分かりやすいお話でした。
　お話の後は，各家庭に持ち帰るために，全員にできあがった味噌を小分けして渡し，その後はいよいよ試食タイム。最初に木のへらを渡され，味噌を土台に豆麩で目をつけ，乾燥わかめを髪にしたりひげにしたり…いつのまにかへらが「顔」になっていました。その後は，スマイルネット通町の皆さんにお手伝いをいただきながらカップにお湯を入れ，へらを入れてかき混ぜると…味噌汁の完成です。「いただきます」の挨拶で，試食開始。「あち〜」「ちょっとこいな！」「おいしい！」様々な感想が聞こえてきました。
　最初の話の中で，仕込みの時は白かったものが，半年の時を重ねて茶色に変化した味噌を見せながら，講師の先生が「味噌も皆さんも成長しているんだね」という言葉が印象的でした。