以前クロムブックの使用においてパスワード入力にも苦労していた１年生の様子をお伝えしましたが，あれから数ヶ月…。１年生はパスワード入力も苦にせず，クロムブックを活用しています。さすがに高学年のように調べ学習や意見交換に使いこなすというレベルではありませんが，アプリを開き，遊びながらプログラミングすることもできるようになっています。プログラミングというと難しそうですが，子供たちにとっては簡単な命令を入れてソフトを動かす−という感じで，まるで遊び感覚のようです。１年生でこのレベルなので卒業する５年後はどのように成長しているか…楽しみです。

　先週の金曜日，24日にたてわり活動でのお別れ会が行われました。各班によって進行の仕方が異なり渡すタイミングは違いましたが，先日お伝えしたように，各グループが事前に作った6年生へのお別れ・感謝のメッセージを6年生に渡し，気持ちを伝えていました。また，思い出づくりとして，各班趣向を凝らしたゲームも行い，各教室から笑い声や歓声が聞こえてきていました。６年生と一緒に活動するのは今回が最後。最後に６年生から１〜５年生にそれぞれの学年に応じたメッセージが入った「しおり」をプレゼントとして渡していました。たてわり活動は５年生が後を引き継ぎ，次年度も盛り上げてくれることと思います。６年生の皆さん，これまでありがとうございました。

　１週間前になってしまいますが，先週木曜日，金曜日に5年生が調理実習を行いました。今回5年生が行うのは，ごはんとお味噌汁作り。5年生は野外活動で飯ごうを使ってごはんを炊くことが多いのですが，現在の5年生はカレーは作ったものの，ご飯は「アウトソーシング」だったので，今回がはじめての経験となりました。ガラス製の鍋で作るので，沸騰していく様子がじかに「観察」でき，ご飯がどのようにして炊きあがっていくのか目にすることができます。鍋が煮立ち，中の米が踊り出す様子を観察するその姿はまるで理科の実験のようでした。一方，味噌汁作りは，煮干しで出汁をとり，豆腐やわかめを入れ，最後に味噌の投入。こちらの方は，スムーズにできたようです。
　そして完成の時。全く焦げができずに炊きあげた班，鍋底に黒くこびりついたお焦げを必死にすくい，皿にのせる班…。香ばしい香りと少しの苦みを感じながらも，みな笑顔でご飯を口にしていました。

　昨日午前は授業参観，午後に懇談会が行われました。感染予防対策・密を避けるため，参観時間に制限があったり，児童数が多いため教室に入れず廊下からしか参観できなかったりするなど御不便をかけたかと思いますが，多くの保護者の皆様に参観いただくことができました。子供たちも久しぶりの参観で，若干興奮気味で，下学年の子に至ってはうれしくてテンションが高くなっている子もいたようです。
　午後の懇談会では，和やかな雰囲気の中，直接顔を合わせながら１年間の成長を確かめ合うこともできました。御多用の中，来校いただき本当にありがとうございました。

　2年生が本日行われた授業参観に備えて，先週準備をしていました。「できるようなったよ発表会」で発表するために，体育関係の発表をする子は，体育館でなわとびやマット運動，跳び箱などの動画を撮影していました。一方教室では，九九カードを使って練習する子や鍵盤ハーモニカの練習をする子，そして今時の発表…クロムブックを使ってプログラミングを行い発表する子と多彩な内容でした。
　そして本日が本番。自分が思い描いたように発表できたでしょうか…。

　授業日ではありませんが先週土曜日，18日の午後に体育館を会場に通町合奏団のファミリーコンサートが行われました。昨日の河北新報にも記事として掲載されていましたが，当日は多くの観客・聴衆が来校し，盛大な会となりました。コロナ禍のためここ数年開催できず，3年ぶりの開催となりましたが，卒団する6年生にとっては最初で最後のコンサートになった子もいたかと思います。最後に開催できて本当によかったと思います。記事にもあるように，本校の合奏団は，市内でも珍しく保護者主体による運営がなされているところに特徴があります。日々の運営はもちろん，今回のコンサート開催に際して準備等大変だったかと思います。本当にありがとうございました。