先日３年生の図工の様子をお伝えしましたが，２年生は花紙を使ったお面づくりを行っていました。花紙の並べ方や重ね方を工夫しながら紙をちぎったり，丸めたりして芯材にのり付けし，お面として作品に仕上げていました。半球型のプラスチック（ガチャ玉のようなもの）を耳や目，鼻にしたり･･･と材料を工夫しながら，猫など動物系のお面やオリジナリティあふれるお面づくりを楽しんでいました。

　先週の金曜日，５年生が校外学習で錦町公園隣にあるNHK仙台放送局にでかけました。市内でもコロナ感染者数が高止まりの状態ではありましたが，学校としては風邪症状をしめす児童もなく比較的安定していることや徒歩で移動すること，NHKも感染対策が徹底されていることを踏まえ実施となりました。午前に１組，午後に２組と分かれ，また通町スマイルネットの引率協力を得て出発しました。
　会場では，VRでのスタジオ見学や震災についての学習，クロマキー合成（ブルーバックでの天気予報画面との合成）やアフレコ体験など，教室では経験できない学習をしてきました。コロナ禍で校外学習が思うようにできない環境のなか，今回の学習は貴重な学習の機会になりました。

　３年生が図画工作科の「でこぼこさん大集合」で版画に取り組んでいました。この単元では，凸凹のある様々な材料を組み合わせて版を作り，刷り色の組み合わせや写し方を工夫し，あらわれる形や色の感じなどを楽しむものです。子供たちは自分が作った版の上にローラーで色を付け，慎重に写し紙をのせてばれんでこすっていました。
こすり終えると，これも慎重に紙をはがし，乾燥棚まで運んでいました。平面的な紙版画から凸凹感のあるものに「進化」したものになっていました。

　 来月行われる卒業式まで１か月をきりました。オミクロン株の感染拡大により，卒業式で歌う合唱や言葉の練習に支障はありますが，６年生の子供たちはできる範囲で練習を始めています。座席の配置や証書を受け取る練習，マスクをしての言葉や歌の練習･･･限られた時間の中で真剣に練習しています。
　また先日は，男性技師の２名が体育館ステージの緞帳や幕に付いたほこり払いを行ってくれました。掃除をしようとしても手が届かず，数年分（？）のほこりが付いた幕でしたが，とてもきれいになりました。６年生の子供たちだけでなく，会場となる体育館も卒業式に向けての準備が着々と進んでいます。

　先週水曜日開かれた2月の代表委員会は，出席者の学級をつないでのオンライン形式で行われました。今回の話し合いでは，来月に開く6年生を送る会の役割確認と学校での生活ルールについての再確認が中心でした。いつもの特活室（児童会室）での対面形式の会と異なり，画面を見ての会議。リモートで仕事する大人のようにも見えました。
　 学級により，各自がクロームブックを開いたり，モニターを大画面に映して参加したりと，形は若干異なりましたが，各学級や委員会の代表はしっかりその役を果たし，学級に伝えるべき事項をしっかりメモする姿もありました。

　1年の生活科では「むかしから　つたわるあそびをたのしもう」という学習があります。本来であれば，地域のお年寄りをお迎えして遊びを紹介していただいて，一緒に遊ぶのですが，ここ2年はコロナ禍という状況のため，それもできず，学校にある遊び道具を使って遊ぶこととしています。コマは以前から子供たちが休み時間に遊んでいましたが，今回はけん玉や紙相撲に取り組んでいました。けん玉は慣れない子は思い切り玉を振り上げてしまい，皿に載せることができませんが，慣れた子はうまく膝を使って玉を皿に載せていました。なかには「もしかめができるよ！」と言って見せてくれる子もいました。遊びを通して地域の方と関わり，交流を図ることが目的の一つなのですが，現在の環境では難しそうで，少し残念です。