米日記

本校の5年生は、総合的な学習として「米作り」に取り組んでいます。学校近くの水田を地域の方のご厚意によりお借りし、毎年多くの収穫を得てきました。
今年の5年生も、春から米作りに取り組むこととなり、過日、収穫を終えました。この半年の米作りの活動の様子をシリーズでお知らせいたします。
9月には,2年・3年・4年・6年の4つの学年で学年PTA行事が開催されました。2年生は,「子供たちにものづくりの楽しさを感じてもらおう」と「仙台紙飛行機を飛ばす会」で講習を受けてこられた保護者の方から紙飛行機の作り方を教えていただき,よく飛ぶ紙飛行機を親子で作成しました。昼休みには,でき上がった紙飛行機を手に,「見てください!すごく飛ぶんだよ!今から校庭に飛ばしにいくの!!」と元気に校庭に向かっていく2年生の姿がありました。3年生は,「盲導犬について学ぼう」と,日本盲導犬協会仙台訓練センターの方から盲導犬について教えていただいたり,実際に盲導犬をつれてきてくださったユーザーの方からもお話をお聞きしたりすることができました。アイマスクをして盲導犬に道を誘導してもらうという体験活動もできました。(盲導犬にとって,ユーザー以外の方との接触は大変なストレスを生じることから代表3名となりました。)4年生は,「日々成長している子供たちの心と体について親子で考えてみましょう」ということで,東北福祉大学健康科学部保健看護学科の藤田先生をお迎えして,「大人に向かって(これからの成長)」の講話をいただきました。4年生の子供たちは,男の子・女の子の体の変化についてのお話を真剣な表情で聞いていました。6年生は,スポーツの秋を迎え,「親子で一緒にスポーツを楽しみましょう」ということで「親子で楽しむミニ運動会」を開催しました。なつかしい競技(親世代にとって)に親子で汗を流して楽しみました。「実りの秋」です。心豊かになれるPTA学年行事を企画していただいた学年役員さん方に感謝いたします。
3年生の「盲導犬について学ぼう」の一こまです。盲導犬のオデッサは,離れたところに座っているユーザーさんを大変気にしていました。ユーザーさんと一緒にいること,ユーザーさんを守ることを何よりの楽しみとしているとのことです。「仕事だからがんばるというのではなく,ユーザーさんと過ごすすべてのことが楽しいのです。」という盲導犬協会仙台訓練センターの方のお話が実感できる瞬間でした。
9月25日(火),音楽集会が行われました。音楽集会は,年間6回,朝の時間を活用して「今月の曲」を全校で合唱・合奏します。「今月の曲」は,各学級で朝の会や音楽の時間に練習しています。そして,全校での合唱や合奏を終えた後,学年のみんなで取り組んだ曲の演奏を発表します。演奏することだけでなく,演奏を聴くという姿勢も育んでいきます。さて,9月25日は,全校で「エーデルワイス」の二部合唱に取り組みました。1年生から4年生は高音部,5年生と6年生が低音部です。はじめに高音部,低音部に分かれて歌声を合わせる練習をしたあと,二部合唱に挑戦しました。「エーデルワイス」のきれいなメロディーと子供たちの歌声が体育館に心地よく響きました。
9月は4学年の発表です。「さとうきび畑」の歌と美しいリコーダーの音色がさわやかに流れました。2週間ほど前に4学年の子供たちが集まって「さとうきび畑」のリコーダー練習をしている姿に出会いました。初めて学年で合わせたということでしたが,難しい半音の運指に挑戦している一生懸命な4年生の子供たちの姿に,当日の発表が楽しみでした。体育館にハーモニーというさわやかな風が吹き抜けた朝でした。
6月の歌は「はじめの一歩」,そして1学年の「ドレミの歌 プラス 途中からアララの呪文に変身」歌と踊りのかわいいステージでした。7月の歌は「サモア島のうた」,そして6学年の4部合唱「荒城の月」。歌声の重なりのすばらしさに感動いっぱいでした。これからの予定です。10月23日は歌「気球に乗ってどこまでも」,発表学年は2年生。12月11日は歌「ほほえみ」,発表学年は5年生。2月12日は全校合奏,発表学年は3年生となります。
9月19日(水),宮城陸上競技場で開催されました『仙台市小学校体育大会 第53回陸上記録会 第2・4地区合同大会』。あいにく,朝から霧雨が降る中での開会式となりました。子供たちが行進を始めると小雨になり,さらに,競技が進む中,子供たちの応援の声,競技に向ける一生懸命な思いに,次第に雨も上がっていきました。栗生小学校の6年生全員が参加し,友達の競技に熱い声援をおくりました。また,友達からの励ましと声援を受けて,どの子供も精一杯のがんばりを見せてくれました。多くの観衆が見守る緊張の中,自己ベストを更新していく姿は,大人には真似することができないものばかりです。「もう一度,このグラウンドでやりたい!」「自分の力が十分出なかったからやり直したい!」とつぶやいた6年生。その子供の思いを大事にしたいと思いました。この悔しさもこれからのバネになっていきます。多くのことを収穫してくれたと感じた一日でした。
「KURYUコール」など,応援団を中心に応援席から友達に声援をおくる子供たち。となりの学校の応援に負けまいと皆でがんばり,だんだん声が大きくなっていきました。互いに励まし,励まされ・・・いい顔でがんばる子供たちの姿がありました。
明日,9月19日(水),『仙台市小学校体育大会 第53回陸上記録会 第2・4地区合同大会』が,宮城野原総合運動公園 宮城陸上競技場で開催されます。夏休み明けから始まった6年生の陸上記録練習会。6年生は,それぞれの種目に分かれ,仲間とともに自分の目標に向かって練習に励みました。本日の朝は,全校で「6年生にエールをおくろう!」と陸上記録会壮行会が行われました。実は,1週間前の朝に,1年生から5年生が体育館に集まって,5年生のリードのもと「6年生へのエール」応援の練習を行いました。5年生の元気なかけ声と指導の様子を見て,5年生の「来年は私たちが最上級生」という意識と姿勢の歩みを感じました。
1年生から5年生が見守る中,6年生の行進メンバーが堂々の入場です。力強い歩みです。6年生全員の今までのがんばりと明日にかける気持ちを代表する行進でした。
5年生の応援団が1年生から4年生の前に控え,これから,6年生にエールをおくります。「フレー!フレー!栗生!」「KURYUコール!」・・・と元気な5年生のかけ声のもと,1年生から4年生の元気な応援が続きました。5年生代表児童の「練習の成果を発揮して,精一杯がんばってください。」という内容の話を受け,今度は,6年生の応援団が演技を披露しました。6年生代表児童の「記録会のための練習に一生懸命励んだこと,練習を通して自己記録が50cm(走り幅跳び)も更新したこと,選手にはなれなかったけれど明日は精一杯応援に励む」という内容の話がありました。仲間とともに練習に取り組んだことは,記録だけではなく,心の大きな成長にもつながったことを感じた壮行会でした。
9月12日(水)に,第2回「ふれあい広場」が開催されました。「ふれあい広場」とは,地域の方々との交流を通して,子供たちの地域における人間関係を広げていくことと,子供たちの地域への理解を深め,地域活動への意欲を高めていくことを目的に開催されています。今年度は,年に6回予定されています。遊びの内容は,将棋,オセロ,折り紙,読み聞かせや紙芝居,輪投げやお手玉などです。子供たちの参加は自由となっています。(事前に,参加申込みを行っています。)9月12日は,午後2時から45分間,4カ所の場所において遊びが展開されました。
折り紙を教えていただいています。折り目の付け方を教わりました。その折り目を利用すると小さな正方形になります。難しいところは,地域の先生に教えていただいてがんばりました。
はさみ将棋を教えていただいている教室です。オセロに挑戦している子供たちもいました。
図書室では,読み聞かせや紙芝居,あやとりなどを楽しみました。歌を歌いながら絵を描くことに挑戦しているところです。
地域の先生が持ってきてくださった絵本の読み聞かせです。地域の方々と交流を深めることのできた水曜日の午後でした。残暑厳しい中,「ふれあい広場」の先生となっていただいた地域の方々に感謝いたします。