2年プチレスキュー

 「プチレスキュー」は,鶴中が鶴ケ谷市民センターの協力を得て,防災スキルの向上のために毎年学年ごとに行っている行事です。今年度は新型コロナウイルスの影響により予定変更を余儀なくされ,実施内容・時期・方法等について協議を重ねた結果,2年生については,救命入門コース(90分)を行うことにしました。本来であれば保護者の皆様や地域の方々にもお声掛けするところですが,感染防止の観点から生徒のみでの実施となったことを御了承願います。
 さて,2年生は一昨日の9月15日(火),鶴ケ谷市民センターと宮城野消防署鶴谷出張所の協力のもと,救命入門コースとして胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法やAEDの使い方について学びました。密を避けるため,1・2組が体育館,3組が武道館と会場を2つに分け,同時進行で受講しました。
 まず,DVDで心臓突然死の状況,胸骨圧迫の必要性とその方法,AEDの仕組みと使用法について理解し(写真1枚目),その後,「あっぱくん」というトレーニングキットを使いながら,患者の状況確認,胸骨圧迫,AEDパッドの貼り付けといった一連の流れを体験しました(写真2枚目)。
 一通り講習を受け,90分経った頃には,倒れている人を発見→反応を確認(反応がない)→大声で叫ぶ→119番通報とAEDを依頼→呼吸をみる(普通の呼吸と違う)→胸骨圧迫を行なう→AEDが到着→電源を入れる→電極パッドを貼り付ける(AEDから電気ショックの音声指示)→人が触れていないことを確認して電気ショックのボタンを押す→胸骨圧迫→救急隊に引き継ぐまで繰り返し,という流れがスムーズにできるようになっていました(写真3枚目)。
 最後に講師の救急隊員から代表生徒に修了証が手渡され,代表生徒が御礼の言葉を述べて2年プチレスキューが終了しました。
 受講中,何度も“Don't be afraid. Just do it!”という言葉が出てきました。「あなたにしか救えない命がある」。いざというときには,ためらわずに実行あるのみです。DVDあっぱくん最後に復習
校長室から | - | -