新根白石小学校ブログ

　７月１２日（水）は，３年生の自然観察会の校外学習をいずみ墓園で行いました。太白山自然観察の森自然観察センターの館長様にお世話いただき，レンジャー（自然解説員）の皆様を講師に自然観察会を行いました。捕虫網やかごなどを用意していただき，子供たちは自由に虫捕りを楽しみました。捕まえた虫たちの名前や特徴を詳しく教えたいただき，似ているけど違うところやそれぞれに特徴があってじっくり観察するとかわいく見えるところなど，説明を通して子供たちは新しい気付きがあったようです。じっくり観察する真剣な眼差しに，良い学習ができていると感じました。最後は，捕獲した虫は広場に放しました。自然の中で生きる命を大切にする気持ちをこれからも育てていきたいと思いました。
　いずみ墓園に到着すると，レンジャーの先生からお話をいただきました。
　
　虫捕りの広場に移動して，虫の捕り方などを教えていただきました。
　
　
　いよいよ虫捕り開始です。
　
大きなトノサマバッタを捕まえた子がいました。
　
　
　
　
　
　
急に雨が降ってきてバスに退避しました。その後，墓園の事務所に移動しました。
　
　事務所に集まると，レンジャーの先生から捕獲した虫について詳しく説明していただきました。ショウリョウバッタとオンブバッタの違い，トノサマバッタとクルマバッタの模様の違いなど，詳しく教えてくれました。ポイントが分かりやすく，説明を聞きながら虫の様子を観察していました。幼虫を見て，どんな成虫になるかも教えていただき，私も感心するばかりでした。専門的な知識は，子供たちの興味を高め，すごく集中している子供たちを見ることができました。
　
　
　
　
　
　
　
　感想発表では，大きな虫や小さな虫をいっぱい捕れた喜び，いろいろな虫について詳しく教えていただいた感謝の気持ち，虫が苦手だったけどみんなで虫を捕って好きになったこと，虫の顔をじっくり観察してかわいく見えたことなどを伝えていました。どの子も自分の気持ちを素直に表現して，良い学習ができたと感じました。子供たちの満足そうな笑顔が印象的でした。
　
　捕った虫は，広場に放しました。元気に活動してほしいという気持ちを込めて，優しく見送りました。
　
　
　レンジャーの皆様，バスの運転手さん，自然観察センターの館長先生にお礼の挨拶をしました。いずみ墓園の皆様にも御協力いただき感謝しております。皆様，本当にありがとうございました。
　
　
　保健室前には，『熱中症にきをつけて』『こんな時は注意』といった暑くなった時の体調管理についての資料を掲示していました。このところ業間休み時間は，熱中症レベルが厳重警戒のため，教室で過ごすことがありました。保健室前の掲示を見て熱中症対策を一人一人とれるようにしたいと思います。
　
　暑いときの動物の体温調節の方法についても紹介してありました。おもしろいですね。ぜひ，多くの子に見てもらいたいです。