今朝は「しぐれ虹」が西の空にかかりました。校庭も若干湿り，一部水たまりもできましたが，２時間目に予定通り火災を想定した避難訓練を実施しました。
警報発報後，避難指示が出され今回は西階段を使用しない経路で避難しました。子供たちは，防災ずきんをかぶり，黙って避難し，校庭北側に整列しました。避難に要した時間も5分余りとはやく，立派な態度で訓練に臨んでいました。
　 終了後，教室に戻るときもしっかり靴底の砂をとり，校舎内に砂を持ち込まないようにすることもできていました。

　 6月から宮城学院女子大学の児童教育を専攻する学生が臨床経験を兼ねた学生ボランティアを行っていましたが，夏以降緊急事態宣言発令等の事情からお休みしていました。宣言も解除され，ボランティア活動も解禁となり，本日から再開となりました。
学生は5名で，1，2，3年に1名ずつ，たんぽぽ学級に2名が配置され子供たちの学習支援を行いました。久しぶりに会った子供たちですが，3か月のブランクを感じさせず，休み時間に一緒に過ごしたり，授業で分からないところを教えてもらったり姿が見られました。

　先週は真夏日に迫りそうなほど気温が高かったのですが，今週は「蔵王も初冠雪」といったニュースが入ってくるほど，一転して冬を感じさせるような天気となりました。ストーブに火が入るのもまもなくかもしれません。
　予定では明後日，火災に備えた避難訓練が実施されます。今日はその訓練に備えて，防火扉を閉め，閉まった状態で避難経路を確認する時間をとりました。いつも通っている階段を登ろうとすると目の前に壁が･･･突然いつもと違った風景に驚いたりしないようにしたり，防火扉を通過する際に障害・段差があるので，そこで転倒することを予防したりする意味でも事前確認は大事だと感じました。子供たちも足下に気をつけながら，通過していました。

　開催から時間がだいぶたったので恐縮ですが，過日６年生のPTA行事が行われました。コロナ禍でなければPTA行事として親子で卒業式で使用するコサージュ作りを行うのですが，今回は６年生が講師の方・学年委員さんの力を借りながら自力で作り上げるとのことでした。材料を机に並べ，説明を聞きながらいざ製作！やり始めると結構難しそうで，周りを見たり，学年委員のお母さん方にアドバイスをもらったりしながら四苦八苦しているようでした。
　完成まで約１時間，苦労したぶん思い出の詰まったコサージュができたかと思います。

　 先週木曜日に２階から，「よいしょ！，よいしょ！」の声，その後「わっしょい！，わっしょい！」の声が聞こえてきました。「何？校舎内で綱引きでもやっている？」と思い行ってみると･･･1年生が教室のワックスがけの準備として自分たちの机を多目的室に運んでいる姿がありました。ついこの間まで６年生に掃除をしてもらっていた１年生ですが，その様子を見て，二人一組になって運ぶまでになったのだなと感慨深げに見入ってしまいました。
　そのほかにも，２学期の係決めを行ったり，目標を立てて紙に記入したり，さらに体育ではルールをしっかり守って簡易型キックベースボールゲームに参加したり･･･半年での成長はすばらしいものがあります。

　雲一つない青空，清々しい空気に包まれて２学期がスタートしました。
　本日の始業式も先週の終業式と同じく，代表発表学年である1年・3年・たんぽぽ学級のみが体育館で式に参加し，他の学年は教室でオンライン中継を視聴しながらの参加となりました。
　1年生は他学年と一緒に集会や儀式として体育館に集まるのは初めてでしたが，とても立派な態度で話を聞いていました。また3年生も，「先輩」として1年生のお手本になるような態度で式に参加していました。