今年度も、折り返し、いよいよ2学期を迎えることになりました。12日(木)には、5日間の秋季休業を終えて、生徒たちが元気に登校し、始業式が行われました。校長からは、内面での成長、「どう生きるかを考えること」や、その中で「人の役に立つ」ことや「地域や社会にどう関わり、貢献していくか」考えてほしい。と話をしました。式辞の内容(一部抜粋)は次の通りです。
『2年生では、職場体験があり、「働く」ということを通して社会にどうかかわっていくのか、社会にどう貢献できるかを考えます。3年生は、進路を考える中で、社会にどうかかわるかを考えます。防災の時には、自助、共助、公助の中で、共助ができる人、『周りを助ける側の人になろう』『地域や社会に貢献できるようになろう』と話してきました。周囲の人とどう関わるのかは、『どう生きるのか』を考える上で大事な視点になると思います。
例えば、日常生活の場面では、教室で、仲間が困ったり悩んだりした時に温かな声をかけることもそうです。人が喜んだり悲しんだりしている時に一緒に喜びそして悲しむ事もそうです。一人で寂しそうにしている人を仲間に入れてあげることもそうです。こうした行為行動は、立派に人の役に立つ行為です。人は誰一人として一人では生きていけないから、互いに助け合わねばならないのです。自分が幸せになりたければ人を幸せにすることです。人を不幸せにして自分だけ幸せになろうとしても無理な話です。人は他人にした様に他人からされます。これがこの世の常です。だから人の悪口を言ったり、人に暴力をふるったりしてはいけないのです。その行為や心の在り方は必ず自分に返ってくるものなのです。
2学期、新たな学級組織・学校組織を作っての活動が始まりますが、仲間や学級や学校のために貢献できる人が増えれば、必ずその学級や学年そして学校は良くなります。自分の中のもう一人の自分と、向き合い『より良く生きる』ということを考えてくれたら、もっと素敵な皆さんになっていくだろうと期待しています。』
式辞の他に、各学年から2学期の抱負が発表されました。元気に頑張ってほしいと思います。