図書室の蔵書点検が終わりました。

冬休みの間、図書室では蔵書の点検作業を行いました。

POT(ポータブル端末機)を使い、一冊一冊のバーコードを読み取る作業です。一年に一度のメンテナンス作業なので、戦前に出版された本や校史資料など、普段なら書庫で保存されている蔵書も点検します。例えば、『最新式近世銀行簿記』(吉田良三/著、同文館、1921〈大正10〉年)の見開きを開くと、「市立仙台商業学校」「実践科用」と印刷された切手などが残されています。当時の実習で使用されたテキストなのでしょうか。

寒い中、4万冊余りの点検作業を手伝ってくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございました!