3月24日(木)に修了式がリモートで行われました。
修了式では,修了証が授与され,「1年間を振り返って」と題して各学年代表の発表がありました。
1学年代表生徒の発表では,「中学生になって部活や学習に頑張ったこと,友人が増えたこと,コロナ禍においても頑張れたこと,そして,理想の先輩を目指して頑張りたい」と発表がありました。また,2学年代表からは,「一年間で行事を通して成長できたこと,学習を頑張ったこと,そして,素晴らしい最高学年となるように努力を続けていきたい」と力強く発表がありました。
校長先生からは,「今日は節目の日。一年間を振り返るには,昨年度の今日を思い出すことがコツ。一年間上手くいかなかったり,壁があったりしたと思うけど,それが良い悪いじゃなく,この事に向き合って過ごしてきたこと自体が美しい。」また,「来年に向けての抱負は,来年の今日を想像することがコツです。宮城野中学校の生徒達は素晴らしい生徒達です。」とお話がありました。
第75回卒業証書授与式 校長式辞
3月12日(土)に仙台サンプラザホールにて第75回卒業証書授与式を行いました。卒業式での校長式辞を紹介します。
式辞(抜粋)
皆さんは今日まで、親や地域の方々、多くの大人から育てられ、いつも誰かに導かれながら、この宮城野の地で同じ道を歩んできました。しかし、今まさに、皆さんの人生は、最初の分かれ道に差し掛かっています。皆さんは、それぞれが自分のスタートラインに立ち、これから進む道は一人一人違います。これから先は自分の力で進んでいかなければなりません。
自らの力で、自分の道をしっかり歩んでいくためには、何が大切なのでしょうか。皆さんの卒業に当たり、私が考える大切なこと、「おもいやり」ということについて、最後にお話いたします。
みなさんは、よく笑いましたね。コロナ禍での限られた活動の中、精一杯に取り組み、たくさんの笑顔を私たちに見せてくれました。それぞれが個性豊かで、とても元気のある三年生でした。何より「自分のことが大切である」と思える良さが、皆さんの一番の魅力だと私は思っています。
「自分のことが大切だ」と思える自己肯定感は、生まれつき人に備わっているものではありません。自己肯定感は、自分を大事に思ってくれる人との出会いがあって、自分を必要としてくれる場所があって、誰かの役にたっていると感じて、愛されていると思える体験を重ねながら、すこしずつ、皆さんの心の中に培われた力です。
自分自身が大切な存在であると知っている人は、相手もまた尊い存在であるということに気付くことができます。すなわち、自分自身を愛する心がなければ、人を受け入れることも、認めることも、相手を思いやることも出来ないということです。皆さんの心に育つ自己肯定感は、人を思いやるための大切な基盤となるものです。
私は「恕」という言葉が好きで、長く人生の目標にしてきました。
この「恕」という言葉は、今から2500年前の中国で、孔子の語録を記した「論語」という書物に出てくる言葉です。ある日、弟子が「先生、たった一言で、一生それを守っていれば間違いのない人生が送れる、そんな言葉はありますか」と孔子に尋ねました。孔子は考えたすえに、「それは恕かな」と答えました。「自分がされたくないことは人にしてはならない…それが恕」、つまり思いやりという意味です。
相手を受け入れ、認め、許し、その気持ちを思いやること、自分のことと同じように人のことを考え、いつくしむこと、そのことが、人生で最も大切であるということです。そして、孔子は、この「恕」は、まず自分を思いやることから始まるとも説いています。
簡単なようで、それを行うことはとても難しく、私は何度もくじけていますが、でも今も目指しています。卒業生の皆さん、皆さんの心の中に養われた「自分を大切にする」心を土台に、どうかこの恕を目指してください。
これから出会う未来を、皆さんのしなやかで強い「思いやり」の心で、新しく造っていってほしいと願っています。
式辞(抜粋)
皆さんは今日まで、親や地域の方々、多くの大人から育てられ、いつも誰かに導かれながら、この宮城野の地で同じ道を歩んできました。しかし、今まさに、皆さんの人生は、最初の分かれ道に差し掛かっています。皆さんは、それぞれが自分のスタートラインに立ち、これから進む道は一人一人違います。これから先は自分の力で進んでいかなければなりません。
自らの力で、自分の道をしっかり歩んでいくためには、何が大切なのでしょうか。皆さんの卒業に当たり、私が考える大切なこと、「おもいやり」ということについて、最後にお話いたします。
みなさんは、よく笑いましたね。コロナ禍での限られた活動の中、精一杯に取り組み、たくさんの笑顔を私たちに見せてくれました。それぞれが個性豊かで、とても元気のある三年生でした。何より「自分のことが大切である」と思える良さが、皆さんの一番の魅力だと私は思っています。
「自分のことが大切だ」と思える自己肯定感は、生まれつき人に備わっているものではありません。自己肯定感は、自分を大事に思ってくれる人との出会いがあって、自分を必要としてくれる場所があって、誰かの役にたっていると感じて、愛されていると思える体験を重ねながら、すこしずつ、皆さんの心の中に培われた力です。
自分自身が大切な存在であると知っている人は、相手もまた尊い存在であるということに気付くことができます。すなわち、自分自身を愛する心がなければ、人を受け入れることも、認めることも、相手を思いやることも出来ないということです。皆さんの心に育つ自己肯定感は、人を思いやるための大切な基盤となるものです。
私は「恕」という言葉が好きで、長く人生の目標にしてきました。
この「恕」という言葉は、今から2500年前の中国で、孔子の語録を記した「論語」という書物に出てくる言葉です。ある日、弟子が「先生、たった一言で、一生それを守っていれば間違いのない人生が送れる、そんな言葉はありますか」と孔子に尋ねました。孔子は考えたすえに、「それは恕かな」と答えました。「自分がされたくないことは人にしてはならない…それが恕」、つまり思いやりという意味です。
相手を受け入れ、認め、許し、その気持ちを思いやること、自分のことと同じように人のことを考え、いつくしむこと、そのことが、人生で最も大切であるということです。そして、孔子は、この「恕」は、まず自分を思いやることから始まるとも説いています。
簡単なようで、それを行うことはとても難しく、私は何度もくじけていますが、でも今も目指しています。卒業生の皆さん、皆さんの心の中に養われた「自分を大切にする」心を土台に、どうかこの恕を目指してください。
これから出会う未来を、皆さんのしなやかで強い「思いやり」の心で、新しく造っていってほしいと願っています。
- 2022.03.12 Saturday 13:34
- Category: 校長から
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3.11鎮魂の日・復興プロジェクト
本日3月11日は,11年前に東日本大震災が起こった日です。宮城野中学校では,震災の経験や復興に向けた取組を語り継ぎ,風化させずに将来に向かって地域社会に貢献することを目的として,3校時に「3.11鎮魂の日・復興プロジェクト」と題してリモートによる全校集会を行いました。
集会では,校長先生から,実際に当日の避難所運営の様子などをお話していただきました。2年生の代表から,「校外研修を振り返って今私たちにできること」「できることプロジェクトに参加して」の発表がありました。
2年生は震災復興学習として,総合的な学習の時間で学習を続け,校外研修を福島の被災地で行ってきました。また,河北新報社の「今できることプロジェクト」にも代表生徒が参加し,宮城の復興のために何ができるか考えてきました。
発表では,実際に被災地に訪れ,被災された方々から話しを聞き,思いを馳せるとともに,これから自分達はどのように行動していくのか中学生の視点でまとめられていました。
この集会の後は,各教室で復興への願いを込めた折り鶴を折る活動をしました。この2年生の発表の様子は河北新報社にも取材を受けました。
11年前のこの日は,今年と同じ卒業式前日の金曜日でした。
集会では,校長先生から,実際に当日の避難所運営の様子などをお話していただきました。2年生の代表から,「校外研修を振り返って今私たちにできること」「できることプロジェクトに参加して」の発表がありました。
2年生は震災復興学習として,総合的な学習の時間で学習を続け,校外研修を福島の被災地で行ってきました。また,河北新報社の「今できることプロジェクト」にも代表生徒が参加し,宮城の復興のために何ができるか考えてきました。
発表では,実際に被災地に訪れ,被災された方々から話しを聞き,思いを馳せるとともに,これから自分達はどのように行動していくのか中学生の視点でまとめられていました。
この集会の後は,各教室で復興への願いを込めた折り鶴を折る活動をしました。この2年生の発表の様子は河北新報社にも取材を受けました。
11年前のこの日は,今年と同じ卒業式前日の金曜日でした。
- 2022.03.11 Friday 12:03
- Category: 全体
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3年生を送る会
3月9日(水)の午後に生徒会の企画による3年生を送る会が行われました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためリモートによる開催となりました。
生徒会執行部では,この状況の中でも3年生に感謝の気持ちを伝えられるようにできる限りのことを考え,アトラクションの動画,部活動からのメッセージ,先生方からのメッセージと工夫を凝らした動画を作成し準備してきました。
3年生はどのクラスも食い入るように見入って大変盛り上がっていました。3年生にとっても,在校生にとっても思い出に残る行事となりました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためリモートによる開催となりました。
生徒会執行部では,この状況の中でも3年生に感謝の気持ちを伝えられるようにできる限りのことを考え,アトラクションの動画,部活動からのメッセージ,先生方からのメッセージと工夫を凝らした動画を作成し準備してきました。
3年生はどのクラスも食い入るように見入って大変盛り上がっていました。3年生にとっても,在校生にとっても思い出に残る行事となりました。
- 2022.03.09 Wednesday 15:51
- Category: 全体
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同窓会入会式
3月9日(水)に同窓会入会式が行われました。同窓会入会式には,同窓会長,同窓副会長をお招きし,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,オンライン配信により実施しました。
同窓会長からは,「同窓会は心のよりどころ,32600人を超えるたくさんの先輩達がいる。是非同窓生同士で交流を図ってほしい。」と挨拶をいただきました。
また,令和4年度入会の同窓生代表からは,「地域の繋がりや母校愛を大切にして,宮城野中学校の同窓生であることを誇りとしてすごしていきたい。」と力強く話をしました。
同窓会長からは,「同窓会は心のよりどころ,32600人を超えるたくさんの先輩達がいる。是非同窓生同士で交流を図ってほしい。」と挨拶をいただきました。
また,令和4年度入会の同窓生代表からは,「地域の繋がりや母校愛を大切にして,宮城野中学校の同窓生であることを誇りとしてすごしていきたい。」と力強く話をしました。
- 2022.03.09 Wednesday 12:12
- Category: 3学年
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卒業式に向けて
3月12日の卒業式に向けて,1年生が3年生へ感謝のメッセージを作りました。これは,1学年委員がアイディアを出し合い,制作したものです。よく見ると,一文字一文字が,1年生による人文字になっています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,部活動が中止になり,学校での滞在時間を減らすために,放課後などの活動も制限された状況でしたが,この状況でも,できる工夫を考えて制作しました。
今日3月4日(金)は,公立高校の入学試験の日です。
生徒会で制作した,1・2年生からのメッセージのように,これまで努力した結果を発揮し,桜満開の結果になるよう祈っています。
これらの掲示物で一気に卒業にむけて雰囲気が高まってきました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,部活動が中止になり,学校での滞在時間を減らすために,放課後などの活動も制限された状況でしたが,この状況でも,できる工夫を考えて制作しました。
今日3月4日(金)は,公立高校の入学試験の日です。
生徒会で制作した,1・2年生からのメッセージのように,これまで努力した結果を発揮し,桜満開の結果になるよう祈っています。
これらの掲示物で一気に卒業にむけて雰囲気が高まってきました。
- 2022.03.04 Friday 11:37
- Category: 1学年
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3年生による大掃除
3月4日(金)は公立高校の入学試験の日になっています。
中学校では,既に進路先が決定した生徒たちが登校して,これまで過ごした教室を感謝の気持ちをこめて床磨きとワックスがけを行い,みんな一生懸命に汚れを落としました。
清掃をしてきれいになった教室を見ながら,3年生になった時を思い出し,中学校生活を振り返っていました。
中学校では,既に進路先が決定した生徒たちが登校して,これまで過ごした教室を感謝の気持ちをこめて床磨きとワックスがけを行い,みんな一生懸命に汚れを落としました。
清掃をしてきれいになった教室を見ながら,3年生になった時を思い出し,中学校生活を振り返っていました。
- 2022.03.04 Friday 11:17
- Category: 3学年
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