多少ぬかるんでいる校庭を走り回る子供たちを見て。

 多少校庭がぬかるんでいようとも,多少気温が低めであろうとも,元気に校庭を走り回る子供たちを見ていると,その無邪気な笑顔に心が和みます。

 一人一人の子供はもちろん違うのですが,おおざっぱに申し上げると,人間関係については,その年齢で経験するべきことと学ぶことが決まっており,それらの過程を経て望ましい成長があるのだと思います。

 校庭で遊ぶ子供たちを見ていると,ただ走り回っているように見えて,学年毎に質的に異なることに気付きます。

1学年:ただ走り回っている。
2学年:多少鬼ごっこらしき遊び。
3学年:本格的な鬼ごっこ。
4学年:他人をいたわる気持ちが芽生えている鬼ごっこ。
5学年:総力を誇示しつつ学年入り交じった鬼ごっこが成立しているかどうかを確認しつつ行うリーダー的な子供も交じる鬼ごっこ。
6学年:あまり走り回る子供はいない。

 大沢小学校の子供たちは健全に育っていることを確認しました。
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