多少ぬかるんでいる校庭を走り回る子供たちを見て。

 多少校庭がぬかるんでいようとも,多少気温が低めであろうとも,元気に校庭を走り回る子供たちを見ていると,その無邪気な笑顔に心が和みます。

 一人一人の子供はもちろん違うのですが,おおざっぱに申し上げると,人間関係については,その年齢で経験するべきことと学ぶことが決まっており,それらの過程を経て望ましい成長があるのだと思います。

 校庭で遊ぶ子供たちを見ていると,ただ走り回っているように見えて,学年毎に質的に異なることに気付きます。

1学年:ただ走り回っている。
2学年:多少鬼ごっこらしき遊び。
3学年:本格的な鬼ごっこ。
4学年:他人をいたわる気持ちが芽生えている鬼ごっこ。
5学年:総力を誇示しつつ学年入り交じった鬼ごっこが成立しているかどうかを確認しつつ行うリーダー的な子供も交じる鬼ごっこ。
6学年:あまり走り回る子供はいない。

 大沢小学校の子供たちは健全に育っていることを確認しました。
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国際理解教育

 昨日から,2日間にわたり,7カ国から留学生をお招きして,国際理解教育の一環として「国債交流会」を実施しています。昨日は4〜6学年,本日は1〜3学年の割り当てです。

 7カ国の方々が一堂に会すと,さすがに「様々だなぁ」との感想を持ちます。この国際交流会のねらいは「広い視野を持ち,異文化を理解すると共に,それを尊重する態度や異なる文化を持つ人々と共に生きていく資質や能力を養う。様々な国の留学生との交流を通して,世界に興味・関心を持つきっかけを作る。」ですが,国際交流会を通して人間は基本的に一人一人は違う人間なのだということを自然に理解することができると思います。異文化に接することは自分を見直すことにつながり,視野が広がることなのだと思います。

 いじめ防止対策(豊かな心の育成)は,仙台市教育委員会の重点事項の一つです。国際交流会の直接のねらいには含まれておりませんが,関連として押さえておきたいと思いました。
 
 
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