「ファイナンスパーク」は,家族・収入など与えられた条件の中で,さまざまな商品やサービスの購入・契約などを体験し,情報を適切に活用する力や生活設計能力などを育成することを目指して実施しています。生徒の皆さんが,社会人として税金や日常生活費(食費,家賃,光熱水費等)の支出,保険の選択,旅行の計画,物品の購入など,1ヶ月の生活設計を行うことを通して,意思決定の在り方や自分を客観視して将来を見据え,今の自分に何が大切かを考える機会となるよう工夫されています。
この学習は,東日本大震災の被災地復興を支援するカタール国からカタールフレンド基金の支援をいただき,公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本からプログラムの提供を受けて,また,運営については,合計22の協賛企業の皆さまとボランティアの方々の連携・協力を得て,市教委の皆さんが主体となって実施しています。若い担任の先生は「私も中学校の時に学習しておきたかったです…」と残念そうに話していました。
授業の様子
保護者の皆さんの世代では,算数,数学の時間に電卓を数時間扱っていた時代もありましたが,現在は扱っていませんので,電卓の使い方の説明から授業がはじまりました。