仙台市立川前小学校Ｂｌｏｇ

舞茸ごはん　わらびの煮付け　玉こんの甘辛煮　どんがら汁　柿　【東北文化の日「山形県の料理」】 　今日は山形県の料理でした。山形は，山菜の宝庫であるので，山菜を使った「舞茸ごはん」と「わらびの煮付け」を取り入れました。また，山形といえば「玉こん」です。宮城県から山形県に続く国道沿いのお店では，必ず店頭で売っています。山形で玉こんが売られるようになったのは，江戸時代からだそうです。この頃は，米粉や砂糖が手に入りにくかった時代で，お団子を出せずに困った茶屋が，玉こんを串に刺して出したのが始まりだったそうです。この文化が根付いたためか，山形県人は日本一こんにゃくを食べる県民なのだそうです。最後に「どんがら汁」とは，山形庄内地方の日本海の名物料理です。寒くなってから捕れる」「寒鱈」を身だけでなく，骨（がら）やはらわた（胴）もぶつ切りにして野菜や豆腐と一緒に酒粕で煮込んだ鍋料理です。元は，漁師が浜辺で暖まるために作って食べた料理だそうです。子供たちには，やはり玉こんがとても人気でした。山菜料理は普段食べたことがない子もたくさんいて，なかなか進まないようでした。家庭では食卓に上がらない食材も，給食を通して慣れていってもらいたいというねらいもあります。少しずつ挑戦してもらえたらと思います。