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2021.10.21 Thursday

夕食後も震災講話で学びました

夕食でお腹が満たされた後、今度は心と頭に栄養を補給しました。「おらが大槌夢広場」代表理事のK・Mさんに講話をお願いしました。
東日本大震災における大槌町の被災状況やその後の復興の足取りを教えてくださいました。大槌町では、津波被害の直後、火災が発生し、町の大半が炎に包まれたとのことでした。家庭で使われてプロパンガスがあちらこちらで爆発して「ボンボン」「パンパン」という音が聞こえたそうです。今でも被災者の耳に、その音は残っていて、打ち上げ花火の音を聞くと思い出してしまうという話が、とても印象的でした。

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大槌町では、町長をはじめ、幹部職員の7割が、津波で亡くなったとのことでした。これは、被災した市町村の中では珍しく、その後、町役場が機能しなくなってしまったそうです。
K・Mさんは「心の復興は時間が掛かる」と、深い思いを込めて、語ってくださいました。

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20時30分からは入浴、室長会議、消灯・就寝となります。
心地よい疲労感を感じながら、ゆっくり休んで明日に備えてほしいと思います。

1日目のブログはこれで終わります。ブログを見ていただいて、ありがとうございました。
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