校長からは，以下のように，画面を通して，全校生徒の皆さんに伝えました。
（校長講話内容）
宮城県が再び「まん延防止等重点措置」の対象となり，また，全国で記録的な大雨による洪水や土砂崩れなどの災害が多発している中にあって，生徒の皆さんが，夏休みを終えて元気で登校し，今日から学校生活を再開できることに，皆さんと皆さんのご家族に改めて感謝しています。この３３日間の夏休みの間には様々な出来事がありました。皆さんは１年延期して行われた２０２０東京オリンピックでは，各国の選手の競技や勝利に対するひたむきな姿や試合後の互いに健闘を讃え合う姿あるいは，大会関係者やボランティアの皆さんに感謝を示す姿に感動し，また，自然災害により被災された皆さんを案じながら，そして，感染防止に注意を払いながら，節度をもって過ごしたことと察してます。
一方で，我が国の８月を振り返り，忘れてはいけないことがあります。今から７６年前，１９４５年８月６日の広島，そして９日の長崎に歴史上唯一の原子爆弾が投下され，一瞬にして数十万人が尊い命が犠牲になりました。過去の戦争を振り返る時，その反省から日本人はこれまでに地球上の戦争を防ぐために常に努力してきました。これからも平和が保たれるように努力を続けていかなければならないと誓い続ける８月であることを，次の時代を担う皆さんにも，しっかりと覚えていてほしいと願っています。
さて，夏休み中も富中生はそれぞれの分野で励んでくれました。水泳部の皆さんは，東北大会において，４００�奪侫蝓璽螢譟爾罵ゾ ぃ苅娃悪奪瓮疋譟璽螢譟爾蚤茖外牝�賞し，高橋選手が１００�叩Γ毅悪端�由形の２種目で優勝し，佐藤選手が２００�端�由形優勝，同１５００�誕茖完牝�賞等の活躍で，学校対抗戦において見事男子総合優勝の快挙を達成しました。その後，千葉県国際水泳場での全国大会にも出場し，４００�奪侫蝓璽螢譟実茖彊牝�賞，高橋選手が１００�誕茖軌牝�賞，自由形５０�端�由形第７位入賞，佐藤選手が同１５００�誕茖薫牝�賞とめざましい活躍がありました。（※高橋選手と佐藤選手の記録は既に新聞報道により公表されています）また，陸上競技では，２年女子選手が走り高跳びで東北大会第８位入賞を果たし，２年女子１００�辰料�手も見事に東北大会出場を果たし，今後の一層の活躍が期待されるところです。また，多くの皆さんが連日のように部活動の練習に励み，各種コンクールや練習試合およびオープン大会に出場し秋のシーズン備えている姿は，健康的な生活ぶりがうかがえるものでした。
今後しばらくは，先を見通すことが難しい状況ではありますが，本校としては，仙台市や宮城県はじめ全国の感染状況等や国や県市，教育委員会からの要請等に応じて，感染拡大防止に努め，生徒の皆さんが学び，体験する喜びを味わうことができるためには，どんな工夫が必要かを，先生方や生徒および保護者の皆さんとで，知恵を絞りながら，進めていくつもりでいます。十代の感染が広がってきています。皆さんもワクチン接種や激しい運動時以外の常時マスク着用，手洗い，うがいの励行について，一層の予防対策をお願いします。
どんな状況でも，生徒の皆さんが再び集い，学ぶ，これからの一学期後半を，学級での生活を更に協力的なものとし，学習をさらに充実させ，来月３日の文化祭への取り組みで成果を上げてほしいと願っています。今日からの学校生活は，集団での生活行動となるので，早い時期になじみ，生活リズムを取りも戻して励む皆さんを，先生方全員でこれからも，しっかりと見守っていきます。どんな小さな心配事や悩み事がありましたら，一番相談しやすい先生に是非相談してください。 では以上で私の話を終わります。
夏休み中に実施した校内研修「QU等を生かした授業の基盤となる学級づくり研修」の様子（８月２０日撮影 各学年毎の会場をリモートでつなぎ実施しました）
