将監西小Blog

今日は，６年生がアエルの８階にあるスチューデントシティーに行って学びました。
スチューデントシティとは，カタールからの寄付によって作られた施設で，子供たちがお店や事業所で働き，お金をもらい，それで買い物を体験するという施設です。
大人体験ができる施設です。
今日まで，学校でもたくさんのことを学びましたが，今日がいよいよ本番です。

大人として行動することを求められる体験です。
市役所の窓口になった子どもは，いくら友達が窓口に来てもなれなれしい言葉遣いはできません。
銀行では，しっかりお辞儀をして「いらっしゃいませ。ご用件をお伺いいたします。」と話します。
お菓子屋さんでは，常に笑顔で接客することを教えられます。

私は，このスチューデントシティを毎回楽しみにしています。
なぜかというとたった１日の体験ですが，子供たちの表情や行動がみるみる変わるからです。
３回に分けて体験をするのですが，回を追う毎に子供たちの接客が上手になり笑顔が自然になっていきます。
子供たちも毎年，「大変だったけど，楽しかった。大人って結構大変なんだね。」と感想を言います。
そして，「家の人もこうやってお金を稼いできてくれているんだ。ありがとう。」という感想も持ってくれます。
きっと今日家に帰った６年生は，家の人を尊敬の眼差しで見ることでしょう。
どんな活動をしたのか，聞いてあげてくださいね。