NIE出前授業

 昨日11月8日(火)は,外部から講師の先生を招き,1年生は防災,2年生はNIEについてそれぞれ特別授業を受けました。
 NIEは“Newspaper in Education”の頭文字を取った略称で,日本語では「教育に新聞を」と訳されます。元々はアメリカで始まった運動で,生徒に社会への関心を高めてもらい,「情報を読み解く力」「考える力」「問題を解決する力」などを身に付けてもらうことを目的としています。
 昨日は河北新報社経営企画局の丹野綾子さんを講師として,2年生が各学級1時間ずつ「新聞が面白くなる話」という授業を受けました。「新聞は何のためにある?」から始まって,「新聞とインターネットの違い」「新聞は5分で読める」等,元記者ならではの示唆に富む話をしていただきました。また,「同じ出来事でも,立場によって見方が違う」という話題では,昔話の「桃太郎」を桃太郎側の視点と鬼側の視点から記事にしたものを読み比べ,「正義」や「善悪」といった価値観は人によって違うということを分かりやすく説明してくださいました。
 とても情報量の多い授業でしたが,2年生は集中して一生懸命聞き入っていました。
 下の写真は昨日の2校時,2年2組でのNIE出前授業の様子です。授業の終わりに代表生徒が御礼を述べました。NIE 出前授業御礼の言葉
校長室から | - | -