鶴谷中学校　校長室Blog

　昨日５月２５日(火)の１年校外学習リポートです。昨日の朝，「校長室から」をアップデートして外に出ると，子どもたちのための複合体験施設MORIUMIUS代表の立花さんが校庭にいてびっくりしました。「所用があって」とは言っていましたが，１年生のためにわざわざお越しくださいました。立花さんは日本中で講演を行っており，『ひとりの力を信じよう』や『心が喜ぶ働き方を見つけよう』といった著書でも有名です。
　１年生はバスに乗車した後，まず大川小学校に向かいました。大川小では１年生は２グループに分かれ，「大川伝承の会」の２人の語り部さんからお話を聞きました(写真１枚目)。現在は震災遺構となった大川小を目の前にし，実際にお子さんを亡くした語り部の方の話を聞き，生徒も感じるところが多かったようです。大川地区や大川小は震災について考えるとき，必ずと言っていいほど取り上げられ，全国的にも知られています。
　大川小を後にし，釜谷トンネルを抜け，１・２組は雄勝ローズファクトリーガーデンで，３組はMORIUMIUSで体験活動を行いました。いずれも雄勝が震災から立ち上がる過程で誕生した施設で，雄勝の人々にとっても，雄勝を訪れる人々にとっても21世紀を生きる上で必要な価値が詰まっている場所です。
　昼食を取り，１時間ほど体験活動を行って，今度は１・２組がMORIUMIUSに向かい，３組がローズファクトリーガーデンに入りました。写真２枚目がローズファクトリーガーデン，３枚目がMORIUMIUSです。
　生徒には「テーマが大きいので，今日一日だけでなく，これから学習を深めていってください」と話しました。詳しい体験内容やそれぞれのエピソードについてはお子さんからお聞きください。きっとたくさんあるはずです。