11月22日(火)
スチューデントシティとは,小学生が「社会や経済の仕組み」を学ぶための学習プログラムです。
カタールからの復興支援を受けて誕生した
「仙台子ども体験プラザElem(アエル8F)」で取り組みました。
そこには11種類の店舗や事業所が並んでいます。
子供たちが大人としての一日を過ごす仮想の街です。
ここで商品販売や営業などの仕事をする一方,
銀行に振り込まれた給料を引き出して買い物したり,
市役所に納税したりします。
実社会にかなり近い内容となっています。
まずは全体ミーティング。
一日の流れを確認しました。
市長役の児童による挨拶もありました。
続いて第1回社内会議。
40分間たっぷり話し合います。
企業方針を確認したり,
売り上げ目標を立てて商品価格を決めたりしたりしました。
立ち方や挨拶の仕方も,
企業ボランティアの方から習いました。
いよいよ第1ピリオド。
交替で仕事をします。
緊張しながらもお客さんに一生懸命対応しました。
企業間で契約を交わす場面もありました。
仕事を離れる時間帯には住民登録や納税をしました。
第2回社内会議。
最初の活動を振り返り,次の作戦を立てます。
・挨拶をもっとしっかりとする。
・もっとみんなで呼びかけるようにする。
・ホワイトボードに書く文字やイラストを工夫する。
・「いらっしゃいませ」と言うだけでなく具体的に商品の良さを伝える。
そして第2ピリオド。
子供たちの動きが変わってきました。
仕事に慣れ,工夫して働く様子が見られるようになりました。
第3回社内会議と第3ピリオド。
いよいよ終わりが見えてきました。
どうすれば商品を売り切ることができるか…
どうすれば目的を達成できるか…
「これが最後!」とみんな力いっぱい活動していました。
第4回社内会議と全体ミーティング。
学んだことを振り返りました。
子供たちの表情からは,達成感が読み取れました。
こうしてスチューデントシティでの一日が終わりました。