「命を大切にする教育」は,単に命の大切さのみを取り扱う教育ではなく,自死の予防も含めた,どの児童生徒にも起こりうる「心の危機」について取り扱う教育と位置付けられています。令和2年4月に「仙台版 命と絆プログラム〜命を大切にする教育の手引き〜」が教育委員会から発行され,各学校で活用することとなっており,小学校段階では,心の危機を直接扱う学習は行わず,「土台となる学習」を「道徳科」や「たく生き」などで進めていくことになっています。
本日,6年生の道徳で「命の重さはみな同じ」の授業が行われていました。命はかけがえのないものであることを知り,動物の命を大切にしようとする心情を育てる内容です。担任の問いかけに,子供たちは真剣に考え,ノートにまとめ,友達と意見を交流して考えを深めていました。落ち着いた授業の雰囲気は,さすが6年生だと思いました。