おもいでをつなぐ ~学校の歴史と震災の経験を未来へ~

震災からの歩み

東日本大震災発生

平成23年3月11日(金)、地震発生から約70分後に津波が襲来し、校舎2階床上40㎝まで浸水するなど、大きな被害を受けました。
児童、教職員、避難していた地域住民が300人以上校舎に取り残されましたが、午後5時半頃からヘリコプターによる救助が始まり、翌12日午後6時頃、全員が救助されました。

新しい荒浜小学校のスタート

津波による被害が甚大だったことから、平成23年4月から仙台市立東宮城野小学校に併設し、学校が再開しました。
平成23年度は5人の新1年生が入学し、上級生の皆さんと一緒に、新たな学校生活がスタートしました。

防災への取り組み

平成24年度から「新たな学校防災教育モデル校」の指定を受け、防災教育に取り組んできました。平成27年3月には、「第3回国連防災世界会議」のパブリック・フォーラム「新たな防災教育フォーラム」において、全校児童がその取り組みの成果を発表し、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを伝えました。

みなさまからのご支援

震災直後から、国内のみならず海外からもたくさんの方々の温かいご支援をいただきました。そのおかげで子どもたちは笑顔を取り戻し、元気いっぱいに学校生活を送ることができました。

ありがとうを力にかえて

世界中からいただいたご支援やお心遣いを心の支えとし、感謝の気持ちを「力」にかえて、子どもたちは大きく成長することができました。
荒浜小学校で学んだことを糧にして、子どもたちはこれからも一歩一歩前進していきます。