将監西小Blog

柳先生が，職員室からなにやら抱いて出て行こうとしています。
タオルにくるんだそれは，赤ちゃんの人形でした。

４年生の保健体育では，「育ちゆく体とわたし」という単元があります。
ア　体は，年齢に伴って変化すること。また，体の発育・発達には，個人差があること。
イ　体は，思春期になると次第に大人の体に近づき，体つきが変わったり，初経，精通などが起こったりすること。また，異性への関心が芽生えること。
ウ　体をよりよく発育・発達させるには，調和のとれた食事，適切な運動，休養及び睡眠が必要であること。
を学習内容としています。

これが，５年生理科の生命誕生につながっていきます。
小学校の教育課程の大きな流れの一つです。

その導入に赤ちゃんの人形を使おうというのです。

教室にお邪魔しました。
子供たちが次々に赤ちゃんの人形を手渡しています。
「首を支えてあげてよ。」
「腰が折れちゃうよ。」
「結構難しい。」
「結構重いね。」
子供たちは，乳児に合わせて作られた人形を抱きながらいろいろな感想を話しています。
このあとは，体の成長についての話が始まるはずです。
子供たちの驚きと笑顔で新しい単元が始まりました。
きっといい勉強になることでしょう。