衛生管理マニュアル〜『学校の新しい生活様式』〜

新型コロナウイルス感染症の感染者数は,日本では下げ止まりの状況が続いています。
様々な要因があるようですが,新しい変異株「オミクロン」が出現し,その感染状況が報道されています。
誰もが,第6波にならないように気を付けているようです。

さて,文部科学省より「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル〜『学校の新しい生活様式』〜」2021.11.22 Ver7(12.10一部修正)がデータで送付されてきましたので,読みました。
79ページほどあり,今回でVer7となります。
テレビや新聞等で様々報道されていますが,この衛生管理マニュアルを原則として,各市町村教委委員会から指示があります。

文部科学省のWebに掲載されていますので,誰でも閲覧することができますので,興味があったらぜひ閲覧してください。

一部抜粋して
児童生徒等の感染状況
感染経路については、小学生の70%をはじめ、多くの学校種で「家庭内感染」が最も高い割合となっています。一方、小学校から中学校、高等学校へと段階が上がるほど「感染経路不明」の割合が増加する傾向が見られ、高等学校は「感染経路不明」が40%になるとともに、「学校内感染」も19%と、他の学校種と比較して高い割合となっています。

グラフ.png

グラフを見てのとおり,中学校は家庭内感染が57%,学校内感染が5%です。


新型コロナウイルス感染症の子供への感染に関する特徴
新型コロナウイルス感染症の小児例は無症状者/軽症者が多いとされています。また、新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。
一般的にウイルスは増殖・流行を繰り返す中で少しずつ変異していくものであり、新型コロナウイルスについては、令和3年11 月現在において、全国的にデルタ株と言われる変異株にほぼ置き換わったと考えられています。デルタ株については従来株よりも感染性が高いことが示唆されていますが、デルタ株が子供に感染した場合も従来株より重症化する可能性を示す証拠はなく、多くが無症状から軽症で経過しています。
このほか、年代別の感染動向など、国全体の新型コロナウイルス感染症の動向については厚生労働省ホームページにおいて公表されていますので御参考としてください。
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