大学入学共通テストについて

「大学入学共通テスト」について  〜文部科学省のWebから抜粋〜

1.高大接続改革とは?
 グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。
 このためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度)を育成・評価することが重要であり、「高等学校教育」と、「大学教育」、そして両者を接続する「大学入学者選抜」を一体的に改革し、それぞれの在り方を転換していく必要があります。

2.なぜ記述式問題を導入するの?
 記述式問題の導入により、解答を選択肢の中から選ぶだけではなく、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することができます。
 また、共通テストに記述式問題を導入することにより、高等学校に対し、「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業改善を促していく大きなメッセージとなります。大学においても、思考力・判断力・表現力を前提とした質の高い教育が期待されます。
 併せて、各大学の個別選抜において、それぞれの大学の特色に応じた記述式問題を課すことにより、一層高い効果が期待されます。

ここまでがWeb_______________________________

※強調した部分は,校長が引いたもの。

1の(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と 協働して学ぶ態度)について
中学校でも来年度から,<知識・技能><思考・判断・表現><主体的に学習に取り組む態度>に観点別学習状況の評価が変わります。
これまでは,知識と技能がそれぞれ1つの観点でしたが,2つの観点が1つになったと考えてください。

2の記述式問題の導入により、解答を選択肢の中から選ぶだけではなく、自らの力で考えをまとめたり、相手が理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価することができます。について
中学校でも,すでに定期考査レベルで記述式の問題を作成しています。
思考力・判断力・表現力を問う問題はこれまでも出題されていました。
2007年から実施された全国学力学習状況調査のB問題(国語B,数学B)は活用問題と言われ,PISA型読解力に対応した問題です。
数学では,証明問題で思考力や表現力を問う問題を作成しています。
社会では,いくつかの資料を読み取り,判断し,記述式で解答する問題を作成しています。
学力調査から,このような記述式の問題では無回答の割合が高く,問題視されています。
定期考査では,分かるところ(途中まで)まででもよいので,自分の言葉で回答する習慣を身に付けていきましょう。
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