故郷復興プロジェクト【3.11】

 職員玄関前の生け花の紹介です。今回の花材は,ゆり,スィートピー,チューリップです。玄関が春の装いになっています。いつもありがとうございます。DSC05915.JPG さて,昨日は,東日本大震災から10年が経過した3月11日でした。仙台市立の各学校では,震災後に毎年「故郷復興プロジェクト」を実施しています。(昨年は休校のため,実施できませんでした。)震災を風化させず,復興に向けて自分にできることを考える機会にするものです。
 今の1〜3年生は,震災後に生まれた子供たちです。6年生でも2011年は3歳になる年でしたので,ほとんど記憶に残っていないかもしれません。でも,この土地に生きている者として,3.11の出来事は決して忘れてはならないことですし,教えていかなければなりません。
 昨日の「故郷復興プロジェクト」は,震災当時,校舎や体育館に被害を受けた八乙女小の様子や様々な方の支援があって街が復興していく様子をスライドで見ました。地震によって,学校にも壊れた場所があったことに驚いている子もいました。その後,亡くなった方へのご冥福を祈って黙祷を捧げ,復興ソングである「希望の道」を歌いました。
 テレビでも東日本大震災に関する番組が放送されていますが,復興プロジェクトを通して,一人一人が何かを感じ取り,命を守るための行動の大切さや復興のために自分ができること,しなければならないことを考える機会にしてほしいと思っています。DSC05917.JPG 子供たちには,仙台七夕祭りの折り鶴の再生紙で作ったポストカードを渡しました。七夕飾りに込められた思いも感じ取ってほしいと思います。
校長室から | - | -