第１学期始業式
待ちに待った学校再開。令和２年度の鶴谷中学校が本日，本格的にスタートしました。初夏の心地よい風が木々の緑を揺らす中，生徒は体操着で元気に登校，昇降口で手指消毒・検温確認を受け，教室に入りました。昇降口でスピーディな検温ができるよう非接触性電子温度計を購入したのですが，ほとんどの生徒が検温を済ませて登校しており，ほぼ出番なしでした。
始業式は「密」を避けるため，教頭の司会により放送で行いました。最初に校長式辞，その後生徒指導主事・鮎貝が�［彁�休業中の事件・事故について報告すること，��学校生活上の諸注意と一人で悩まず相談すること，��市中総体について，養護教諭・千葉が�‖猟幹浜�と��感染症予防について話しました。特に市中総体については，運動部生徒にとっては大きな出来事なので，鮎貝の言葉を以下に引用します。生徒及び保護者の皆さん向けに市中体連からプリントも出ていますので，本日配布いたしました。
鮎貝「・・・最後，三つ目です。今まで部活動に一生懸命取り組んできた生徒の皆さんに伝えます。今年の仙台市中総体，および駅伝大会は大変残念ですが，中止が決定しました。３年生の皆さんにとって，最後の集大成となる大切な大会がなくなってしまうこと，今まで汗を流し，この大会に向けて努力してきた皆さんの気持ちを考えると，言葉が見つかりません。ただ，３年生の皆さんがリーダーとなり，中総体にすべてをかけて仲間や後輩とともに頑張ってきた日々，目標に向かって前向きに取り組んできた３年生の姿は鶴中の誇りです。中総体はなくなってしまいましたが，３年生の皆さんには，技術や気持ち，思いをこれからの期間，後輩に伝えてほしいと思っています。今後は，３年生の皆さんと顧問の先生，あるいはコーチ，保護者の方を交えて相談しながら，それぞれの部活動ごとに３年生の皆さんにとっての活動のまとめや後輩への引き継ぎ方，引退の時期などを考えていくことになります。あらためて，顧問の先生からお話がありますので，十分に話し合って決めてほしいと思います。」
始業式の後は，各学級で50分ずつ３コマの学活を行いました。学級毎に自己紹介や委員会・係決めなど，いわゆる学級開きを行い，また，授業中・休み時間・給食・清掃等の新たな手順や注意事項について確認しました。活動の詳細はお子さんからお聞きください。
本日の写真は，登校時の昇降口と，学級での検温カード回収の様子です。写真の下に本日の校長式辞を載せましたので，お時間があればお読みください。
令和２年度鶴谷中学校第１学期始業式式辞
「皆さん，おはようございます。新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで３か月間も臨時休業が続き，不要不急の外出を控える等，不自由な生活を強いられてきたと思います。仙台市のある宮城県では４月２９日以降，新たな感染者が見られておらず，緊急事態宣言が解除され，今日から学校が再開されることになりました。しかし，新型コロナウイルスがなくなったわけではありません。今日もこうして放送による始業式という，いつもとは違った形で令和２年度の鶴谷中学校がスタートすることになりました。
私たちは今，とても大きな困難に直面しています。しかも，全世界が同時にです。私たちはウイルスと戦うだけでなく，これまで当たり前だった生活とは違う，新しい生活スタイルを創っていかなければなりません。学校行事にしても，やむを得ず中止にしたり，大幅に見直さなければいけないものばかりです。
そこで校長先生からお願いというか，提案があります。新型コロナウイルスがあってもなくても，今日という日はあるし，明日もかならずやってきます。鶴谷中学校の校訓である「自主」「共生」「創造」のもと，皆さんが「主体的に活動し，自立を目指す」中で，「共に学び，生きる力を育む」中で，そして「創意工夫により，将来を創造する」中で，コロナに負けない，活力に満ちた鶴谷中学校を先生たちと一緒に創っていってほしいのです。
今日から始まる令和２年度，先生たちは皆さんの話にしっかりと耳を傾け，支え，応援していきます。ですから皆さんも「鶴中の生徒で良かった」と思えるような元気のある学校づくりに力を貸してください。
皆さんの学校生活が充実したものとなることを期待し，式辞といたします。」
今日は長くなってしまいました。待ちに待った始業式に免じてお許しください。
始業式は「密」を避けるため，教頭の司会により放送で行いました。最初に校長式辞，その後生徒指導主事・鮎貝が�［彁�休業中の事件・事故について報告すること，��学校生活上の諸注意と一人で悩まず相談すること，��市中総体について，養護教諭・千葉が�‖猟幹浜�と��感染症予防について話しました。特に市中総体については，運動部生徒にとっては大きな出来事なので，鮎貝の言葉を以下に引用します。生徒及び保護者の皆さん向けに市中体連からプリントも出ていますので，本日配布いたしました。
鮎貝「・・・最後，三つ目です。今まで部活動に一生懸命取り組んできた生徒の皆さんに伝えます。今年の仙台市中総体，および駅伝大会は大変残念ですが，中止が決定しました。３年生の皆さんにとって，最後の集大成となる大切な大会がなくなってしまうこと，今まで汗を流し，この大会に向けて努力してきた皆さんの気持ちを考えると，言葉が見つかりません。ただ，３年生の皆さんがリーダーとなり，中総体にすべてをかけて仲間や後輩とともに頑張ってきた日々，目標に向かって前向きに取り組んできた３年生の姿は鶴中の誇りです。中総体はなくなってしまいましたが，３年生の皆さんには，技術や気持ち，思いをこれからの期間，後輩に伝えてほしいと思っています。今後は，３年生の皆さんと顧問の先生，あるいはコーチ，保護者の方を交えて相談しながら，それぞれの部活動ごとに３年生の皆さんにとっての活動のまとめや後輩への引き継ぎ方，引退の時期などを考えていくことになります。あらためて，顧問の先生からお話がありますので，十分に話し合って決めてほしいと思います。」
始業式の後は，各学級で50分ずつ３コマの学活を行いました。学級毎に自己紹介や委員会・係決めなど，いわゆる学級開きを行い，また，授業中・休み時間・給食・清掃等の新たな手順や注意事項について確認しました。活動の詳細はお子さんからお聞きください。
本日の写真は，登校時の昇降口と，学級での検温カード回収の様子です。写真の下に本日の校長式辞を載せましたので，お時間があればお読みください。
令和２年度鶴谷中学校第１学期始業式式辞
「皆さん，おはようございます。新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで３か月間も臨時休業が続き，不要不急の外出を控える等，不自由な生活を強いられてきたと思います。仙台市のある宮城県では４月２９日以降，新たな感染者が見られておらず，緊急事態宣言が解除され，今日から学校が再開されることになりました。しかし，新型コロナウイルスがなくなったわけではありません。今日もこうして放送による始業式という，いつもとは違った形で令和２年度の鶴谷中学校がスタートすることになりました。
私たちは今，とても大きな困難に直面しています。しかも，全世界が同時にです。私たちはウイルスと戦うだけでなく，これまで当たり前だった生活とは違う，新しい生活スタイルを創っていかなければなりません。学校行事にしても，やむを得ず中止にしたり，大幅に見直さなければいけないものばかりです。
そこで校長先生からお願いというか，提案があります。新型コロナウイルスがあってもなくても，今日という日はあるし，明日もかならずやってきます。鶴谷中学校の校訓である「自主」「共生」「創造」のもと，皆さんが「主体的に活動し，自立を目指す」中で，「共に学び，生きる力を育む」中で，そして「創意工夫により，将来を創造する」中で，コロナに負けない，活力に満ちた鶴谷中学校を先生たちと一緒に創っていってほしいのです。
今日から始まる令和２年度，先生たちは皆さんの話にしっかりと耳を傾け，支え，応援していきます。ですから皆さんも「鶴中の生徒で良かった」と思えるような元気のある学校づくりに力を貸してください。
皆さんの学校生活が充実したものとなることを期待し，式辞といたします。」
今日は長くなってしまいました。待ちに待った始業式に免じてお許しください。
校長室から | - | -