続・修学旅行

実行委員は、準備の段階から誰よりも緊張の連続だったと思います。当日(写真ににもありますが)は、集団行動への注意喚起や呼びかけ、様々な場面のあいさつや感謝の言葉(お礼)、就寝や起床の呼びかけ、最終日にはそれぞれの部屋の最終点検まで担ってくれました。「この実行委員たちから「できない」と聞いたことがない」と学年主任が云っていましたが、どんなどきも前向きな姿勢を貫いてくれたからこその成功だったと思います。本当にお疲れさまでした。
 3日目は、日光東照宮の艶やかさに圧倒され(3組に付いて回りましたが、ガイドさんの道徳的な挿話に感心しきりでした)私たちに息づく偉大な日本文化に思いを馳せました。

私がどうこういうより、解団式での3年生代表の感想発表(抜粋版)を、続きにのせました。ホントに素晴らしいので、ぜひお読みください。生徒たちは楽しむだけでなく、本当に学ぶべきものを見事に学んできました。有意義な修学旅行とはこういう体験なのですね。
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1組代表
〜 鎌倉自主研修では全員が臨機応援に対応してゴールの鶴岡八幡宮までほとんどの時間通りに着くことができたり、スモールワールズでは次の予定のTDLで楽しむ時間をなるべく多く取れるよう写真撮影や移動時間をテキパキ動いたりすることができました。それもあって、3日目の日光東照宮では全クラスが時間を意識して早めに行動することができました。〜修学旅行に行く前に「心を残して帰ってきなさい」と言われていましたが、ご飯を食べる場面では、しまい忘れていた人の椅子をしまってあげたり、実行委員が声を掛けて食後にお皿などをきれに並べたり、また、ホテルでは同じ部屋の人が最後に置き手紙として従業員の方に感謝のメッセージを書いていたり、私たちの修学旅行に関わってくださった方々に感謝して帰ってくることができました。 〜実行委員が「全員で心を一つにして頑張りたい」と言っていましたが、この修学旅行を通して学園全体の心が一つになるよう団結して頑張ることができたと思います。

2組代表  
〜私は修学旅行を通して日本の魅力を見つけ、仲間との絆を深めることができました。〜海外から観光に来ている人もいて、その多くの人たちが私たちと同じように日本の良き伝統や歴史に触れ、日本の魅力について知ってもらえたと思うと誇らしい気持ちになりました。さらに、修学旅行の3日間を通して仲間との絆を深めることができました。何より、全員で協力し楽しむことができたので最高の修学旅行になったと思います。
〜印象に残っているのはスモールワールズで教えていただいた「どれだけの視点を持って考えることができるか」という言葉です。これらはSDGsに限った話ではなく、普段の生活の中でも大切なことだと思います。今回、修学旅行で得た気付きや学びを楽しかった思い出として終わらせてしまうのではなく、考えを深めていくことで、これからの生活に生かしていきたいと思います。

3組代表 
〜長い間私たちを苦しめてきたコロナウイルスが収束に向かい、三年ぶりとなる東京方面への修学旅行となりました。〜日本の歴史がギュッと詰まっている場所で、その地域の歴史にたくさん触れることができたと思います。さらに知らない場所で自分たちだけをたよりに、目的地に向かって行動する力も養われたと思います。〜スモールワールズで多様性の大事さ、互いを認め合い、尊重することの重要さに気付かされました。さらに、自分たちが生き続けていく地球の温暖化などの変化にも対応していかなければならないと思いました。
3つ目は、ディズニーランドです。三日間の中で最も楽しみにしていたと言っても過言ではないくらい楽しみでしたが、自分が思っている何倍もの楽しさでした。絶叫系で叫びまくったり、放心状態になったり、お揃いのカチューシャやサングラスを身に付けたりなど、次々と思い出が溢れてきます。大切な仲間と過ごした時間は一生の宝物です。そして、これまでできなかった友達との対面で話しながらの食事、バス内でのおしゃべり、楽しかった思い出は、これからも心の中に綴じ込んでいたいと思います。〜三年間で一番大きな行事である修学旅行に携わってくれた実行委員さん、生徒のことを第一に考えてくれた先生方、この修学旅行に関わってくれた全ての人への感謝を忘れないようにしたいと思います。
校長室から | - | -