学校保健委員会

 先週,2月3日(水)に管理校医の野呂先生,耳鼻科校医の中林先生,歯科校医の阿部先生,学校薬剤師の菅野先生,PTA副会長の横田さんにお越しいただき,学校保健委員会を開きました(写真1枚目)。学校保健委員会とは,学校における健康の問題を研究協議し,健康つくりを推進する組織で,協議する内容は食事,運動,睡眠など規則正しい生活習慣づくりから,性に関する問題,薬物乱用防止,いじめや不登校など心の健康問題,また,水・空気など健康で安全な環境づくりや,感染症・食中毒の予防・対策まで,多岐にわたります。
 今年は特に新型コロナウイルス感染拡大の影響でステイホームの時間が長くなったこともあって,子どもたちを含む家族全体が健康問題や感染症予防に関心を寄せており,学校保健委員会の果たす役割もいつも以上に大きいのではないかと思います。
 当日は,養護教諭の千葉より学校の健康教育や保健指導について説明し,定期健康診断や体力テストの結果,生徒の出欠状況や保健室の利用状況,環境衛生検査の結果等について報告した後で,校医・薬剤師の先生方から専門的な助言をいただきました。野呂先生によると,今年は新型コロナウイルス以外の感染症はほとんど出ていないのだそうです。インフルエンザは11月に診断したのが最後とおっしゃっていました。耳鼻科専門の中林先生からは,花粉症とCOVID-19(新型コロナウイルスのことです)について,映像を交えながら分かり易く説明していただきました。菅野先生からは、花粉症対策とコロナ対策における換気や新型コロナワクチンの話題が出ました。
 定期健康診断の結果からは,生徒の運動不足や生活習慣の乱れが心配され,その改善に向けて各御家庭の御協力もお願いしたいところです。
 余談ですが,校長も運動不足には気を付けています。校長室の隅っこにダンベルが置いてあるのですが,私立推薦入試の結果報告で校長室に来た生徒に「校長先生,ダンベルがあるんですけど!」と見つけられてしまいました…(写真2枚目)。学校保健委員会隅っこ
校長室から | - | -