平成17年度 仙台市教育センター情報教育研究推進委員会
新聞データベース活用部会
トップ メンバー 研究の概要 授業実践 成果と課題 資 料

 部 会 記 録 

 第1回 [2005/ 5/ 6]

顔合わせ

前年度までの研究の流れについて確認
 平成14年度NIE部会の研究

 平成15〜16年度目標リスト部会の研究

部会代表者,Web担当者,記録者の決定

部会計画立案
 テーマ
   新聞データベースを活用した授業実践

 ねらい(方向性)
   教科・領域の目標を達成するために,新聞データベースのより効果的な活用の可能性を探る。

 活動内容
   新聞データベースを活用した授業実践を行い,児童生徒の情報活用能力を育成するための具体的手順を探る。

新聞データベースの使い方
 河北新報社新聞データベースKD(カーデー)の説明と実習

 ●河北新報社Web日誌「データベースを教育に」



 第2回 [2005/ 6/29]

部会計画の検討・修正
 テーマ
   情報活用の実践力を高める学習指導の一試み
  −新聞データベースの活用を通して−

 ねらい(方向性)
   教科・領域の目標を達成し,児童生徒の情報活用の実践力を育成するために,新聞データベースのより効果的な活用の可能性を探る。

 活動内容
  ・新聞データベースを活用した授業実践
・情報活用に関するアンケート調査の実施とまとめ(児童生徒・教員対象)


実践授業の構想
 新聞データベースを活用した小学校の授業実践について(PDF)
   ※資料提供:宮城県NIE推進委員会小学校部会


 ●新聞記事や新聞データベースを活用した中学校の授業実践について
   ※仙台市立五橋中学校1年社会科学習指導案


 ●情報活用能力の3要素と新聞データベース活用に関連する学習活動例(PDF)


   ※参考資料:初等中等教育における教育の情報化に関する検討会(第7回)配付資料

 情報」のとらえ方
  1 「メッセージ(Message)」
      客観的に実在している事象・物事・事柄

       
 表示化・記号化

2 「データ(Data)」
   客観的実在を、伝達可能なように記号化したもの

       
 評価・加工

3 「
情 報(Information)」
   データを目的に役立つように加工したもの
   (※無秩序・雑多)

       
 社会的資産化

4 「知 識(Knowledge)」
   情報を体系化し、普遍的な性格をもつとされたもの
   (※秩序・累積的)

 
※参考文献:「情報管理・機器論<新編図書館学教育資料集成8>」
          (柴田正美編著,1998教育資料出版会)


 本部会では,「大量に蓄積された新聞記事データの中から,問題解決に必要な情報を適切に検索・収集し,その内容を十分理解した上で知識として認知・記憶し,他の複数の知識と有機的に関連づけながら問題を解決していく力」を児童・生徒に身に付けさせ,「確かな学力と豊かな心」を育んでいく一助としていきたいと考える。



授業者の決定
 仙台市立五橋中学校 及川勝成教諭






 第3回 [2005/ 8/30]

部会計画のねらい修正
 ねらい(方向性)
   児童生徒の情報活用の実践力を育成し,教科・領域の目標を達成するために,新聞データベースのより効果的な活用の可能性を探る。

実践授業計画
 11月中に仙台市立五橋中学校(コンピュータ室)で実施する。
 授業研究の視点
   新聞データベースなどの情報手段を適切に活用することで,生徒の情報活用の実践力を高められるようにする。

指導案検討
 ●教科書教材「書く2 意見を書こう」(『新しい国語2』東京書籍)の読み合わせ
  <教材の概要>
1 意見を書いた文章(新聞の投書欄)を読む
2 相手の主張とその根拠を確認する
3 反対の理由を書き出す
4 相手の意見を正確に引用する
5 構成を考えて文章をまとめる


 指導案の読み合わせ

 検討課題
   本時の指導において,新聞データベースの投書欄をどのように活用するか


アンケート調査について

先進IT活用教育シンポジウムin宮城での部会研究発表・ワークショップについて




 第4回 [2005/ 9/27]

指導案の第二次検討

実践授業準備
 当日の役割分担

情報活用に関するアンケート調査の実施について
 ●期間:10月6日〜14日

 対象:本部会委員が所属する学校の小6・中2(1クラス),教員全員を対象とする。

 児童・生徒対象…アンケート用紙(PDF)

 教員対象…アンケート用紙(PDF)



 第5回 [2005/11/ 7] 仙台市立五橋中学校

実践授業(コンピュータ室)
 教 科:国語
 単元名:「書く・2」
 学習材名:「意見を書こう」
 対象学級:仙台市立五橋中学校2年5組(36名)

ペットに関する新聞の投書欄を紹介した後,教師が新聞データベースで検索した中・高校生6名の投書を提示し,反論するためにその中の一つを選択させた。
自分が選んだ投書について,書き手の主張と根拠,自分の反論の根拠をワークシートに記入させた。
話題についての反論の投書や関連記事を,新聞データベースを使って検索できることを説明した。
自分の選んだ話題に関する投書を,新聞データベースで検索した。
検索した記事をもとに自分の意見をまとめ,次時に意見文をまとめた。


事後検討会(図書室)
部会メンバーに河北新報社メディア局の遠藤さんも加わり,新聞データベース活用の良さを確かめながら授業を振り返った。



 第6回[2005/11/29]

部会の活動進捗状況の確認


実践授業のまとめ


発表会に向けての役割分担・確認


活動報告書の作成構想





 第7回 [2005/12/27]

実践授業と部会の活動全体のまとめ


発表会に向けての確認


活動報告書の作成


部会発表用プレゼンのスライドと発表原稿の作成


部会Webページの更新作業


分科会配付資料準備


発表リハーサル,発表会当日の確認






 第8回 [2006/ 2/ 3] 実践発表会