中総体報告会での校長先生の話

 6月15日(水)の午後に中総体の報告会が行われました。
全校生徒に向けた校長先生の言葉を紹介します。

 あと一点、あと一勝(中総体報告会)

 3日間の中総体が終わりました。それぞれの競技で様々なドラマがあり、皆さんも熱いシーンにたくさん出会ったことでしょう。
 いつものプレーが出来ずに悔しい負けを期した選手、あと一勝すれば県大会に出場できたはずのチーム、どうしてあの時、もっとこうすれば・・・と自分を責め、後悔している人もいるのではないでしょうか。
 校長先生は、今でも自分の中三の中総体のことをよく覚えています。
試合が終わった後、涙が止まらず、心臓が誰かに握られるように波打って、何も話できずにその場に座り込んでしまったことがありました。あと一点、あと一勝がとれなかった思い出です。

 さて皆さん、あと一歩届かなかったという体験は、これからの人生を変えてくれる、かけがえのない宝物となる可能性があります。今はまだ悔しい結果と向き合うことが辛い時期だとは思いますが、少し時間が経つと、新たな挑戦への大きなエネルギーに変化していくことでしょう。
 果たせなかった思いを次のステージで追いかけてみたいと思う人もいるでしょう、また、これまでと違った競技や活動で自分を試したいと考える人も出てくるかもしれません。
 これから先、どんな舞台に立っても、この貴重な体験は、その時々のあなたを後押ししてくれるはずです。
 3年生の部活動に向かう横顔は、特に美しく、かっこ良かったですよ。支えてくれた人々に感謝して、それぞれに中総体を締めくくりましょう。


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