11月7日と8日に,4年生の総合的な学習の授業で視覚障害に関する福祉学習を行いました。
盲導犬と一緒に生活をされている方を講師にお迎えして,日頃の生活の様子を丁寧に教えていただきました。
聴覚を頼りに行動することが多いことから,目隠しをして手のたたく方へディスクを投げる体験を行いました。
目隠しをして投げると,思った方へ投げることが難しいことが分かりました。
講話では,音声でメールを作成し,送信できることを教えていただきました。
また,盲導犬へ指示をして歩くことや,歩く方向が分かるようにハーネスを使用していることを教えていただきました。
盲導犬であることを証明する手帳も見せていただきました。
子供たちから盲導犬や日頃の生活に関して質問がありましたが,一つ一つ詳しく教えていただきました。また,講師の方からは,自分自身でできることはあっても,困ったときには地域の方に手伝ってもらいたい,今回の体験を通して自分にはどんなことができるかぜひ考えてほしいとお話をいただきました。
学習の最後は,盲導犬を一人一人触ってお別れをしました。
最後まで集中して話を聞いていた子供たちの様子が印象的でした。今回の体験を通して学んだことを,今後の生活につなげながら,さらに学習を深めていきます。