読書の秋

9月も今日でおしまい。
季節は,すっかり秋です。

秋と言えば,スポーツの秋,食欲の秋,そして,読書の秋です。

PTAの皆さんが,昇降口の吹き抜けのホールに,素敵な飾りを作ってくれ,さっそく子どもたちが集まっていました。
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本の紹介リレー〔15〕おしいれのぼうけん

小野寺慧先生からバトンを引き継ぎました,2年4組担任の会田春菜です。
みなさんは「おしいれ」と聞いて何を思い浮かべますか?ふとんをしまう場所?それともドラえもん・・・?ベッドやクローゼットが増えてきている今,小学生のみなさんは,そもそも「おしいれ」というものに馴染みがないかもしれませんね。私が「おしいれ」と聞いてまず思い浮かべるのは,今回紹介する絵本「おしいれのぼうけん」です。

「おしいれのぼうけん」
作:ふるた たるひ  たばた せいいち  出版社:童心社

さくら保育園には,こわいものがふたつあります。ひとつはおしいれで,もうひとつはねずみばあさんです。――お昼寝前にミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは,先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。とうとうあきらが「ぼく,もうだめだよ。」と泣きそうになりました。さとしとあきらは上の段と下の段で,汗でべとべとの手をにぎりあい,おしいれの冒険がはじまります。そこでふたりが出会ったのは,おそろしいねずみばあさんで・・・。

独りぼっちだったらすぐに諦めてしまうような場面でも,仲間がいるからこそ乗り越えられる,そんな勇気をもらえる1冊です。私自身が幼稚園の頃から大好きな絵本です。みなさんも,さとしとあきらと一緒に冒険の旅に出てみませんか?

次の本の紹介リレーは,何年何組のだれ先生かな?お楽しみに〜!
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本の紹介リレー〔14〕よもぎだんご

 みなさんこんにちは。本の紹介リレーのコーナーです。武田先生からバトンを引き継ぎました,2年5組担任の小野寺 慧(おのでら さとる)です。
 今回は小学生の頃よく読んでいた「ばばばあちゃん」シリーズから,「よもぎだんご」という絵本を紹介します。

あらすじ
 ちょうど今頃(桜が散り始めた時期)に,どろだんごを作って遊ぶ子供たちがいました。その光景を見ていたばばばあちゃんは,「よもぎだんごを作ろう」と子供たちを連れて野原に出かけよもぎを採りました。
 採ってきたよもぎを使って「よもぎ団子」を作っていくのですが…。よもぎ団子の詳しい作り方はこの絵本を探してみてくださいね。


 みなさん,公園などに生えているよもぎは食べられると知っていましたか?私はこの絵本を読んで知りました。この本に書いてあるように,私もどろだんごをよもぎだんごに見立てて作り,よもぎだんご屋さんを開いて友達と遊んでいました。また,何かのイベントでよもぎだんごを作る機会があり,この本の事を思い出しながら,楽しく作ったことを今でも覚えています。そして,作ったよもぎだんごを食べたときに「よもぎっておいしい!」と思いました。私にとって「よもぎだんご」は今でも大好きなおすすめの本です。
皆さんも心に残る絵本を見つけてくださいね。

次は,だれ先生か…お楽しみください!!
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本の紹介リレー〔13〕こんとあき

まよ先生から本の紹介リレーバトンを引き継ぎました,1年4組担任の武田茉里子です。
私は低学年向きの絵本を紹介します。


「こんとあき」
作:林 明子  出版社:福音館書店

あらすじ
こんは生まれてくるあきのためにおばあちゃんが作った,キツネのぬいぐるみです。あきが赤ちゃんの時からずっと一緒に遊んできました。

ある日、だんだん傷んできたこんを直してもらおうと,あきはこんと二人だけで電車に乗っておばあちゃんの家へと向かいます。

道中,色んなトラブルが起こり,その都度あきのために体を張ってサポートするこん。自らが傷んでボロボロになってきても「だいじょうぶ,だいじょうぶ」とあきを心配させまいとします。でもついに弱ってきたこんはその声さえも小さくなっていき…。

二人は無事におばあちゃんの家にたどり着くことができるのでしょうか…。


「こんとあき」は小さかった頃に,よく読んでいました。なつかしいなあ…。大人になった今でもこの絵本を読むとほろり…。涙が出そうになります。絵心が温かくなる,優しいお話です。

ぜひ,この休業期間中にお家で読んで欲しいと思います。キツネのぬいぐるみ「こん」,とてもかわいらしくてだきしめたくなりますよ!


さて,つぎはだれ先生にバトンをわたそうかな〜!お楽しみに!
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