ききんの原因1


東北地方のききんの原因の多くは,冷害(れいがい)です。
冷害によって作物が育たず多くの人々が飢え死にするのです。
天明のききんの時には,6月ころから霧(きり)や冷たい雨をともなう【やませ】が吹き,
寒い夏となりました。


大ききんが人々にあたえたショックは大きく,
多くの人が当時の天候やききんの被害の様子を記録として残しました。

それらの記録をひもといてみると,当時の冷害がいかにひどいものだったかがわかります。

大ききんとなった天保7年のお天気を見てみましょう。


三大ききん                        ききんの原因2