本郷国包(ほんごう・くにかね)                  1 2 3


(1592〜1645)
江戸時代の刀工(刀をつくる名人)
文禄元年(1592),現在の南小泉周辺で生まれました。はじめは野鍛冶(のかじ)といって,農具などをつくる仕事をしていました。

慶長19年(1614),23才の時に選ばれて京都の刀鍛冶(かたなかじ)の弟子となり,修行をつみました。元和5年(1619)仙台にもどり,藩の刀工(とうこう)として刀づくりにはげみました。つくった刀には「奥州若林住藤原国包」「奥州仙台藤原国包」と銘(めい)を打ったそうです。
想像画<作図・菅原>