仙台市情報教育研究推進委員会は、仙台市教育センターの附属機関として、仙台市立学校における情報教育の推進と充実及び教育情報の有効な活用と教育活動の質的改善を図ることを目的に設置されている。
−「情報教育研究推進委員会設置要綱」(平成11年4月1日 教育長決裁)
推進委員は有識者及び教員、指導主事で構成されており、平成19年度は「ICT活用部会」「情報モラル部会」「校務情報化推進部会」の三つの部会に分かれ、それぞれのテーマに沿った活動を行ってきた。
また、委員会として設定されている活動日以外にも,各部会のごとのML(メーリングリスト)並びにWebページを活用しながら研究を推進してきた。
さらには,情報公開に努め,市民の傍聴を認め,議事録は市政情報センターを通じて公開したり、男女共同参画に基づき女性の委員の人数比についても一定の水準を満たすよう配慮したりした。
(1)ICT活用部会
ICTを活用した授業をとおして,児童生徒の興味・関心を高め,自ら学ぶ楽しさや分かる喜びを味わえるような授業づくりの実現を目指す。
(2)情報モラル部会
情報モラルの現状と課題を検討し,児童生徒に対する情報モラル教育の在り方を提案する。また,その基礎資料とするための調査研究や授業研究等を進める。
(3)校務情報化推進部会
仙台市では19年度より教員一人1台の公用パソコン配備が予定されている。校務用コンピュータの導入により,校務の情報化,効率化を図ることで,時間的ゆとりを生み出し,教材研究の時間や児童生徒とかかわる時間等に充てるという,校務情報化本来の目的のための具体的な活用方法や運用方法について提案する。
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