7月20日(金)2,3校時に6年生と地域の方々と合同の防災授業を行いました。6年生は,災害備蓄倉庫の中にある物の確認をしたり,災害給水栓の活用について知ったりするなど実際の経験を通して防災への備えについて学びました。
今回は,吉成小学校が避難所になっている国見ケ丘1丁目,2丁目の方を中心に仙台市地域防災リーダーの皆様,連合町内会長の熊谷様にも参加していただきました。行政からも吉成小学校の避難所運営担当の青葉区福祉事務所保護第二課の皆様にも参加していただきました。
子供たちは,暑い中でも備蓄倉庫の運び出しを協力して頑張りました。全部運び出した物を見て,「いろいろな物があるな」「カレーは,920食分ある。でも,300人の人が集まって3食ずつ食べたらなくなってしまう」「重いものは,協力して運び出すから助け合おうという気持ちが大切だ」「重い物を渡すときは,声を掛けて渡すとけがなどもなくなるということが分かりました」「備蓄倉庫にはいっぱいあるけど,避難所で多くの人が集まったら足りなくなるから,家で準備をして持ってくることも必要だ」という感想も聞けました。実際に経験することで多くのことに気付きました。
災害給水栓の説明は,水道局の5名の方々から丁寧に教えていただきました。説明の後には,地域の方々が実際に水を出すまでの作業を行い,もしもの時でも対応できるように取り組んでいました。
子供たちと地域の方々と交流しながら,もしもの時にも協力して取り組めるよう真剣に関わり合うことができた貴重な時間になりました。御協力いただきました皆様,暑い中本当にありがとうございました。
災害給水栓の説明もありました
地域の方々も真剣な様子で実践していました。
体育館での感想発表では,手を挙げて多くの子供たちが感想を発表しました。
最後に連合町内会長の熊谷様から講評をいただきました。