令和2年度修了式

 本日3月24日(水)は,令和2年度最後の登校日でした。新型コロナウイルス感染再拡大による緊急事態宣言のため,修了式は全校放送で行うことにしました。修了式では,まず各学年代表生徒が修了証書を受け取り,その後で別の代表生徒が今年度の反省と来年度の抱負を発表しました。堂々とした発表で,一年間の確かな成長が見て取れました。写真1枚目が「修了証書授与」と「今年度の反省と来年度の抱負」,2枚目が修了式直前に代表生徒がスタンバイしているところです。
 今回,校長からは生徒にこんなお話をしました。
 「コロナによる臨時休業で2か月遅れで始まった特別な一年が今日で終わります。夏休みも冬休みも短くなりました。皆さんは,新しい生活様式に従い,厳重な感染防止対策の中,我慢の学校生活を送ることになりました。
 それでも皆さんは,6月に私からお願いしたとおり,本当に元気な学校づくりを進めてくれました。2月末には感動的な予餞会を成功させ,震災から10年という3月11日には,元気な鶴中を発信しようと,ボランティア生徒が70名も集まり,あいさつ運動を行いました。初めての試みだったピンクシャツデーも鶴中キャラクター「つるまる」が登場したりして,大変盛り上がりました。
 うれしかったのは,そのどれにも生徒の意見がたくさん入っていたということです。きっかけを作ったのは先生だったとしても,例えばあいさつ運動を全校生徒に拡大してやろうとか,寄せ書きを作って持っていこうとか,たくさんアイディアを出してくれました。皆さんが2年生,3年生に進級する来年度も,きっと元気な鶴中を作っていけると確信できました。
 とはいえ,宮城県の新規感染者数は一度は1桁まで減少したものの,その後再び増加に転じ,先週3月18日には仙台市と宮城県が独自に緊急事態宣言を出すまでになってしまいました。明日からの春休みでは,事故等に注意するだけでなく,不要不急の外出を避け,引き続き新しい生活様式,特にマスク着用と三密防止に努めてほしいと思います。」
 鶴中の生徒はコロナに負けず,本当によく頑張ったと思います。色とりどりの花々が咲き誇る新学期に,また元気に皆さんと会えるのを楽しみにしています。
 おまけの写真3枚目は,昨日挨拶にきた卒業生です。このうちの1人が県外の高校に進学するため本日仙台を発つそうで,友だちと一緒に「今日で仙台も最後なので挨拶に来ました」と話していました。律儀な生徒です。修了式代表生徒スタンバイ明日から他県へ
校長室から | - | -