そんな中，３月２７日に子供たちの笑顔を見ることができました。登校日で，通信票や教職員の異動に関するお便りを配布するためです。修了式も離任式も通常のとおりにはできませんでしたが，修了式は校長が各教室を回って，代表児童に修了証書を手渡しました。
また離任の会として，放送にて転任する職員から子供たちへの挨拶を行いました。
野村小学校では，年間を通じて一斉下校をしてきました。今年度最後の登校となったこの日も，全員そろっての下校となりました。転任する職員が前に立ち，子供たちとのお別れをの時間を持ちました。互いに名残惜しく，子供たちもなかなか帰れない様子でした。
野村小学校は子供たちがとても素直で優しく，みんなと仲良くすることができる学校です。これも子供たちがこの野村の地域で，協力的な保護者の皆様，地域の方々に愛情いっぱいに育てられ，自然に醸成されていく気持ちなのだと感じています。
職員も同じ気持ちで子供たちを支えています。卒業する子供たちに，図書事務の先生が，６年間の読書記録と表彰状が一緒になったすてきなプレゼントを卒業生に手渡したり，保健室の掲示では，６年間の成長を，体重，身長の６人の合計で表示したきれいな掲示板を用意したりと，とても校長としても感動する贈り物でした。
もちろん６年生担任は，子供たちの成長が見て分かるような生き生きとした教室経営を年間通じて計画的に行い，笑顔いっぱいの学級を作ってくれました。他の職員も同様，各学級でしっかりと子供を育み育ててきました。
今年は大きな事故もなく，子供たちも元気に，笑顔で過ごすことができたこと，大変にうれしく思います。御協力くださった保護者の皆様，地域の皆様，本当にありがとうございました。そして毎日笑顔を学校に届けてくれた，３３人の子供たち，本当にありがとう。来年度も笑顔いっぱいの野村小学校，優しさいっぱいの野村小学校であることを心から願っています。この野村小学校に関わるすべての皆さんですばらしい１年にしていきましょう。