9月13日 「仙台町方ばやし」について
2016年(平成28年度)から本校の「音楽発表会」で6年生が演じてきた和太鼓アンサンブル「仙台町方ばやし」。今日は、「芸術飛行船」事業として、その作曲者である佐藤三昭さんが来校され、子供たちに和太鼓の指導をしてくださいました。
宮城県美里町ご出身で、邦楽作曲家であり作家でもある佐藤三昭さんは、東北を中心に全国様々な場所で和太鼓の指導をされている方です。中でも、2011年の東日本大震災発生後、旧雄勝中学校の子供たちと取り組まれた「雄勝中学校復興輪太鼓」は諸外国でも招待演奏を行うなど全国の注目を集め、被災地復興への大きな力となりました。
そんな佐藤さんが、縁あって2016年に本校に来校された折に、本校のために作曲され、贈っていただいたのが、この「仙台町方ばやし」です。
被災した雄勝の町が「復興輪太鼓」の音で元気を取り戻し、子供たちが太鼓の取組を通して津波で多くを奪われたふるさと・雄勝のよさや大切さを改めて感じていったように、仙台の伝統ある「町方」である、この南材木町で育つ子供たちが、自分たちの生まれ育った町のよさや大切さを、この太鼓から感じてほしいという、佐藤さんの願いをこの曲に込められたとのことでした。
南材小で使われている「タイヤ太鼓」が、雄勝で使われている「タイヤ太鼓」と同じ系譜を持つものであることも、何かの縁かもしれません。
子供たちは、佐藤さんと、アシスタントの高橋リサさんの指導で実際の練習を始めました。10月29日当日の仕上がりが、今から楽しみです。
▽今日は太白学校給食センターによる「学校給食訪問」がありました。所長さんや栄養士さんが来校され、子供たちの給食の様子を見学されました。
来校された皆さんからは「南材小はいつも残食が少ないんですよ。」「給食委員会の子供たちの働きぶりに感心させられました。」「黙食が定着していてすばらしいですね。」と、南材小の子供たちをたくさんほめていただきました。
また。栄養士の先生には、3年生の子供たちに「秋の味覚」をテーマにした「ミニ授業」もしていただきました。3年生の反応のよさにも感心されていました。
▽昨日行われた5年生の「川の学習」。最後に、その現地での様子を紹介します。楽しさが伝わってきます。
2022.09.13 Tuesday 15:38 | - | -