第75回入学式

第75回入学式が行われました。
久しぶりの寒の戻りで肌寒い中でしたが,新入生の熱い決意を感じる入学式でした。新入生のこれからの活躍を期待しています。
以下校長式辞を紹介します。

校長式辞(抜粋)
 
 256名の新入生の皆さん入学おめでとうございます。皆さんを心から歓迎します。先ほどの呼名の際の、皆さんの元気な返事に、一人一人の決意や希望が満ちあふれているように感じ、大変うれしく、そして心強く感じました。
 今日から宮城野中学校の1年生として、皆さんの新しい生活が始まります。これからスポンジのようにたくさんの事を吸収し、成長する皆さんへ、中学校での「学び方」についてお話したいと思います。
 まず、一つ目は、「実際の体験」をとおして、多くを学んでほしいということです。
 ボタンを押せば、すぐにリセットできる架空の経験からではなく、現実の「リアルな経験」からの学びがとても大切です。何かに挑戦する中で、上手くできたり、できなかったり、嬉しかったり、悔しかったり、心地良かったり、痛かったり・・・そうした自分の「気持ち」と真っ向から向き合うことを繰り返しながら、自分とはどんな人なのかを知り、学んでほしいと思っています。

 二つ目は、人との関わりをとおして学んでほしいということです。
 中学生の時期は、一生の中で、心や身体が著しく成長し、考える力や感じる力が、ぐんぐんと伸びるとても貴重な時です。自分とは意見の違う友だちや、いろいろな考えを持つ仲間と交わることで、相手を知り、認めることのできる力がついてきます。自分も相手もかけがえのない存在であることを理解できる、しなやかで温かな心を育ててほしいと思います。
 こんな言葉があります。「学ぶとは、真実(まこと)を胸に刻むこと。教えるとは、未来をともに語ること」
フランスの詩人、ルイ・アラゴンさんの言葉で、好きな言葉です。
 皆さんの大切な学びの時に、私たち中学校の教職員は、誠心誠意関わっていきたいと、はりきっています。

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  • 2021.04.09 Friday 18:57
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